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宮沢りえ「波瀾万丈51歳」の現在地 ほとばしる舞台への情熱…2004年の“気づき”がきっかけに

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月25日 11時3分

宮沢りえ「波瀾万丈51歳」の現在地 ほとばしる舞台への情熱…2004年の“気づき”がきっかけに

宮沢りえ(C)日刊ゲンダイ

 宮沢りえ(51)がこのほどNHK「あさイチ」のトークコーナーに生出演し、舞台への熱意を語って話題だ。

 きっかけは2004年、野田秀樹氏演出の舞台「透明人間の蒸気」への出演。稽古から圧倒され、その後10年間、舞台の仕事はすべて受けると思い立ったのだという。

「このままではいけないという気づきをもらったんです。40歳という目標を立てて、それまでにちゃんと呼吸が舞台上でできる人になりたいという一心で」

 とにかく経験を積むのが一番と、野田氏や故・蜷川幸雄氏らの演出で舞台女優として、キャリアを積み重ねてきたそうだ。

「2013年の舞台『おのれナポレオン』で、軽度の心筋梗塞と診断された天海祐希さんに代わり、急きょヒロインを務められた姿がいまも強く印象に残っています」と芸能リポーターの小柳美江さんは言い、こう続けた。

「代役を引き受けた勇気、そしてわずか2日半の稽古で130ものセリフを完璧に覚えた女優魂は素晴らしかった。カーテンコールが鳴りやまず、観劇された方々にインタビューすると、全員が感動していて、目に涙を浮かべた人も少なくありませんでした。スタッフ、共演者も大絶賛で、劇場全体が興奮状態だったことを覚えています」

 2018年に再婚した森田剛とも、舞台での共演がきっかけだった。

「再婚されて初の公の場所となるイベントに駆けつけたのですが、ジャニーズメンバーとの結婚話は当時はご法度ということもあり、お話は伺えませんでした。ただ、何ごとにも動じないような芯の強さをお持ちですから、きっとマイクを向ければ、答えてくれたように思います」(小柳さん)

 元横綱の貴乃花光司(当時は貴花田)との婚約・破局劇など、絶えず騒がれ、芸能マスコミに追いかけられてきた。そんな宮沢だが、現在は2009年に生まれた長女の弁当を毎朝つくり、家族との旅行を楽しんだりしているのだという。

 1987年のCM「三井のリハウス」で注目を集め、映画「ぼくらの七日間戦争」で女優デビュー、社会現象となった1991年の写真集「Santa Fe」など。この当時のアイコン的存在も、時が流れて大人になり、落ち着いた貫禄すら感じさせた。

「りえさんの凜とした美しさは波瀾万丈の人生を乗り越えた強さからなのでしょうか。60代、70代になっても女優さんとして輝き続けるでしょうね」と、小柳リポーターは言っている。

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