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aiko金銭トラブルで洗脳告白…稼ぎを食い尽くす「個人事務所」の“金庫番”“右腕”が危ない

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月26日 9時26分

aiko金銭トラブルで洗脳告白…稼ぎを食い尽くす「個人事務所」の“金庫番”“右腕”が危ない

(aikoの公式Xから)

「洗脳されていた」

 18日、東京地裁で行われたのが、歌手のaiko(48)が社長を務める個人事務所「buddy go」の元取締役、千葉篤史被告が会社法違反(特別背任)の罪に問われた2回目の裁判。aiko本人が証人出廷し、衝撃の告白をしたのだ。

 2009年から事務所の取締役に就任していた千葉被告は、16年から19年にかけてaikoのツアーで販売されたグッズを知人の会社から高額で仕入れ、その差額分をキックバックしていたとされている。aikoはほかにも千葉被告から「事務所の経営が苦しい」と言われ、個人で4億6000万円を事務所に貸し付けていたことも明らかにしている。aikoは5億円を上回る金銭トラブルに見舞われていたというのだ。

 千葉被告はaikoの“育ての親”と言われ、レコード会社「ポニーキャニオン」でaikoを担当する傍ら、aikoの個人事務所の業務にも深く関与していた利益相反行為が発覚し、19年8月にポニーキャニオンを追われている。
 
「aikoは短大在学中に出場したコンテストで入賞し、デビュー。その後、リリースした曲が次々にヒットし、一躍スターとなりましたが、それをプロデューサーとしてアシストしてきたのが千葉被告でした」(スポーツ紙記者)

 アーティスト活動をする中でaikoの精神的支えでもあったという千葉被告。だが、aikoの世間知らずに漬け込んで、いつしか千葉被告の思いのままに物事が動いていたという。
 
「千葉被告は会社員時代から高級外車を乗り回し、身なりも派手だった。aikoが設立した事務所に関与するようになると、次第に経営権を掌握し、レコーディングだけでなくライブや事務所の会計まで握り始め、『俺がいなくなったら、バンドメンバーが集められなくなるよ』と脅されるなど、『洗脳されていた』と話すaikoは『逆らうと音楽制作がうまくいかない』と諦めていたと言います」(前出・スポーツ紙記者)

■個人事務所で多い金銭トラブル

 不信を抱きながらも、社長であるaikoは会社の全容をまったく把握できていなかった。こうした売れっ子芸能人の個人事務所では、身内による使い込みなどの金銭トラブルは決して少なくない。 

「4億円の裏金疑惑が報じられたのが、ミスターチルドレンの事務所エンジンとその関連会社。ほかにも発覚した多額の金銭トラブルは、ミスチルの側近である事務所社長の主導で行われています。過去には、ヒット曲を連発していた1980年代に小林幸子が資金管理を一任していたマネージャーに3000万円を横領された事件があったり、芸能人の個人事務所での金銭トラブルの多くは、信頼していた右腕や金庫番によるものです」(女性週刊誌記者)

 大手事務所であったらほぼ起こりえないような金銭トラブルだが、個人的な信頼関係が盲点になっているという。
 
「経営はビジネスパートナーにまかせて、自身はアーティスト活動に専念するというカタチが一番危ない。その点、かの松居一代さんは長年、個人事務所で活動していますが、金銭周りを含め、他人にはいっさい触れさせていないと言います」(前出・女性週刊誌記者)

 アーティストにとって右腕からの裏切りが一番ショックだろう。

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