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キユーソー流通システム×大東港運 倉庫・運輸関連、食品流通を手掛ける会社を比較【ライバル企業の生涯給与】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月26日 9時26分

キユーソー流通システム×大東港運 倉庫・運輸関連、食品流通を手掛ける会社を比較【ライバル企業の生涯給与】

「キューソー流通システム」と「大東港運」/(C)日刊ゲンダイ

【ライバル企業の生涯給与】

 近所のスーパーではさまざまな食品が販売されています。店頭に並ぶまで、多くの人が商品に関わっています。原材料の生産、調達、調理、加工、包装……。その過程で流通も大事な役割を果たします。

 今回は倉庫・物流業のなかで、食品物流を行っている「キユーソー流通システム」と「大東港運」の社員待遇を比較してみます。

 キユーソーは1966年にキユーピーの倉庫部門が分離・独立して誕生しました。設立時の社名は「キユーピー倉庫」です。本社はマヨテラス(キユーピーマヨネーズ博物館)のある東京都調布市。キユーピー系ですが依存度は低く、食品物流の最大手として知られます。チルド・冷凍品に強く、食品物流に不可欠な低温倉庫、輸送拠点が全国にあります。

 大東港運は57年に港湾運送事業を目的に「巽海運」として設立されました。海運業をはじめ、倉庫業、航空貨物の取次業などを行っています。畜産物や冷凍食品を軸に輸入貨物の取扱比率が8割。国内の鋼材輸送、荷役なども行っています。

 業績はどうでしょうか。売上高はキユーソー(2023年11月期、連結)が1846億円、大東港運(24年3月期、同)が161億円。営業利益は40億円と6億円、純損益はマイナス13億円と5億円です。

 有価証券報告書(大東港運は23年3月期)によると、社員の平均年収はキユーソーが556万4000円、大東港運が642万6000円。役員報酬は1人あたり平均で1040万円と1460万円となっています。

 年代別の推定年収は、30歳時はキユーソーが501万円、大東港運が553万円。40歳時は585万円と645万円、50歳時は636万円と702万円です。

 生涯給与はこうなります。

▽キユーソー…1億9800万円
▽大東港運…2億2400万円

 両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はキユーソー2171万円、大東港運2381万円です。85歳時は1834万円と1113万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。

(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)

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