1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月27日 9時26分

西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

悩みは尽きない(C)日刊ゲンダイ

 浜の真砂は尽きるとも、監督代行の悩みは尽きまじ――。

 松井監督の途中休養も「特効薬」とはならず、苦しい戦いが続いている西武。21日から4番に据えた5年目外野手の岸潤一郎(27)が5試合連続安打と明るい兆し――と思いきや、渡辺久信監督代行(58)の眉間のシワは消えそうにない。

 昨夜(26日)の日本ハム戦前、日刊ゲンダイが監督代行を直撃すると……。

  ◇  ◇  ◇

 ――岸の4番抜擢は監督代行の発案ですか?

「いや、俺じゃないよ。まあ、岸だって本来は4番というタイプじゃないんだけどね。他に4番向きの打者がいないから、仕方ないといえば仕方ないんだけど」

 ――今の西武で将来的に4番を打てそうな打者は……。

「うーん……(少し考えて)いないねえ。おかわり? 中村はもう40歳だって。理想を言えばね、やっぱり4番バッターは『日本人の右打者』が望ましいと俺は思ってる」

 ――例を挙げるなら?

「俺の現役時代だと清原和博。対戦したバッターで言えば、ロッテの落合(博満)さん。左だけど南海の門田(博光)さんも凄かった。まあ、そこまで求めたらキリがないんだけどさ。彼らほどとは言わないけど、期待していたよりも野手が伸びてないってことも今のウチの課題。もう少し、育っていると思っていたんだけど」

 ――もっか、チーム打率.201です。

「彼らもプロ野球選手。ここまで打てないほど実力がないとは思ってないよ。実際に打率が低いのは確か。そんな時に『西武は打てない』と何度も言われ続けたら、野手は『絶対に打たなきゃ』とプレッシャーを感じるもの。いわば悪循環に陥っているんじゃないかな」

  ◇  ◇  ◇

 昨26日は24日に巨人からトレードで加入したばかりの松原聖弥をいきなり「1番・右翼」で抜擢するも、6タコと不発。5月30日以来の登板となった先発の武内夏暉は7回と3分の2を7安打2失点と粘投したが、打線は相手の四球と失策絡みで2点を取るのが精一杯。失点につながるエラーもあり、武内はまたもや野手に足を引っ張られた。

 何度か作ったチャンスも生かせず、引き分けに持ち込むのが精一杯だった西武。足りないのは4番打者だけにあらず。渡辺監督代行の悩みは深まるばかりである。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください