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金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 9時26分

金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

畠山コーチの現役時代(C)日刊ゲンダイ

 27日にヤクルトが今月30日付での退団を発表した、畠山和洋二軍打撃コーチ(41)。理由は「一身上の都合」とされたが、球界関係者によれば、「選手や裏方スタッフ、球団OB、果ては球界外の一般人も含めて多額の借金があった」という。

 思えば、畠山コーチは若い頃、「問題児」として球団の頭痛のタネだった。

「指導者をやっていて、手を上げたのは後にも先にもアイツだけ」

 ヤクルトの小川淳司GM、荒井幸雄元打撃コーチは、かつて口を揃えてそう言っていた。

「本人は後年、『1時間の特打を命じられたら10分だけやって、あとの50分は風呂に入ってた。とんでもないヤツでしたよ、僕は』と笑って振り返りますが、岩手の専大北上から2000年ドラフト5位で入ってきた当初は札付きの問題児でした。二軍時代はデーゲームなのに、酒の臭いをプンプンさせて寮に朝帰りするのは日常茶飯事。当然、遅刻も多かった。練習もしないでパチンコ店に入り浸り、サボるためなら平気でウソをつく。あまりに自覚がないので、温厚な小川さんや荒井さんがバチンとやったわけです」(チーム関係者)

 当時、二軍監督だった小川GMは練習や試合後に毎日、畠山に特打を命じていた。「毎日やらせるのは、お前がいいバッターだからだ。主砲に育ってほしいからだ」と声をかけ続け、畠山もそんな小川二軍監督の思いに応え、真面目に野球に取り組むようになった。

 そんな恩師が一軍監督に正式就任した2011年から4番を任されるようになり、前年の4位から2年連続Aクラス入りに貢献。小川監督が退任し、シニアディレクターとなった15年は自身初タイトルとなる打点王を獲得。真中監督1年目のリーグ優勝に大きな役割を果たした。

 問題児が改心し、孝行息子となった……まではよかったが、金銭トラブルによる退団で振り出しに戻った畠山コーチ。三つ子の魂百まで、虎の縞は洗っても落ちない、か……。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 突然の退団発表に健康上の問題ではないかと心配する声も上がっているが、「原因は金銭トラブル」とは球団関係者。いったい何があったのか。

●関連記事【続きを読む】…では、それらについて詳細に報じている。

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