1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

旧ジャニーズ性加害問題で問われる東山社長「解決への本気度」…国連は「救済措置が不十分」と指摘

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 11時58分

 藤島氏は昨年、経営への関与をやめ、すべての関連会社の代表の座からも降りるとしたが、先日までうち3社の会長職にとどまっていた。それが批判されて、近く退任すると発表したが、報道も批判もなければ、いまもその座に居座りたいのが本音ではないか。作家で「当事者の会」元代表の平本淳也氏は社団法人設立に関し、こう言った。

「『マインドフル』は解散するスマイル社の意思を継ぐ組織と言っていいでしょう。性犯罪被害者の支援環境の整備への取り組み、社会貢献への姿勢も、そのうたい文句通りであるのであれば、歓迎すべきものと思います。しかしながら、性暴力に加えて精神疾患や誹謗中傷にも苦しんでいる被害者たちが完全に救済されるまでスマイルアップの責任と業務は終わりません」

 現在も補償対応をめぐって、不満を募らせている被害者が少なくない。

《1人たりとも被害者を漏らすことなく、ケアしていきたいと思っております》

 そんな声明文を発表したジュリー氏は現在、どう思っているのだろうか。

 理事会の会合後のイベントで、被害者の一人、元ジャニーズJrの二本樹顕理氏はこう訴えた。

「多くの被害者が性的暴行や誹謗中傷で今も苦しんでいます。子どもたちは、未来の希望であり、子どもたちから性的搾取をするということは人権侵害なんだという意識が芽生えてほしい」

 多くの賛同と拍手が送られたのも当然だろう。東山社長の予定調和コメントへの反響とは対照的である。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください