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「エンジェルフライト」の米倉涼子演じる国際霊柩送還士は『死者のためのドクターX』か? 識者が指摘する2役の相似性

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月30日 9時26分

「エンジェルフライト」の米倉涼子演じる国際霊柩送還士は『死者のためのドクターX』か? 識者が指摘する2役の相似性

両作で主演する米倉涼子(C)日刊ゲンダイ

 昨年3月にAmazon Prime Videoで配信が始まり、今年6月からNHK-BSとNHK-BS4Kで放送されている、女優の米倉涼子主演のドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」。

 NHKで封切られるや、視聴者からは《米倉さんドクターXまんま》といった声も上がるなど、米倉がこれまで演じてきた人気シリーズ「ドクターX」(テレビ朝日系)の大門未知子との役柄が似通っているとの指摘もX(旧ツイッター)に上がっている。

「エンジェルフライト」は海外で死亡した人を国内に送還し、損傷した遺体の修復も行う民間資格の国際霊柩送還士役がテーマ。米倉が演じるのは、同職にして送還士が所属する「エンジェルハース」の社長も務めている伊沢那美。「大切な人を異国の地で失ったご遺族に、きちんとしたお別れをさせてあげたい」(NHK公式サイトから)という信念で死者に、そして遺族に向き合う様子を描くヒューマンドラマだ。

 対して、「ドクターX」の大門未知子は外科医だが、生死の差こそあれど、「人体に対する仕事を生業とするエキスパート」という点は共通している。そんな状況で同一人物が演じたとしたら……視聴者が感じている「ドクターXまんま」という感想は、それほど的外れではないのではないだろうか。それこそ、米倉演じる伊沢那美は「死者のためのドクターX」になってはいまいか。

 ドラマに詳しいライターの木俣冬氏は、2つの役柄について、「技術の高さが求められる仕事を生業にしていて、どんなに困難なケースでも完璧にやり遂げる。また、人のためになる仕事であることも共通点」と分析。「性格もサバサバして、怖いものしらずで、頼りがいがあるところも」と、それ相応の共通点は見いだせると指摘する。

「大門未知子が圧倒的に人気を得たので、そのイメージを踏襲しているのが伊沢那美なのだと思います。ただ、かなりキャラクター化してやや偽悪的なところもある大門未知子よりも、伊沢那美のほうがヒューマンドラマの主人公でウェットな割合が多い気がします。そうなった理由は、エンジェルフライトが実話を元にしたドラマだからではないでしょうか」

■共演者も共通していた!

 併せて木俣氏は、米倉本人の他に「共演者にも共通点があり、それは俳優の遠藤憲一さんです」と指摘した。俳優の遠藤憲一(62)といえば「ドクターX」では元外科部長の海老名敬役で出演している一方、「エンジェルフライト」では伊沢那美が社長を務める「エンジェルハーツ」の会長・柏木史郎役で登場する。

 今作でも共演していることについて木俣氏は、「米倉さんは遠藤さんをとても信頼されているようです。米倉、遠藤コンビには安心感があります」と、「ドクターX」での共演がプラスになっていると分析。主役の共通性に加え、共演者にも共通点があるとならば、確かに、視聴者の感想はあながち間違ってなさそうだ。

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