1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

2024年上半期も多くの著名人が亡くなる…酒の逸話が出色だったのは中村メイコさんと曙太郎さん

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月30日 9時26分

2024年上半期も多くの著名人が亡くなる…酒の逸話が出色だったのは中村メイコさんと曙太郎さん

中村メイコさん(C)日刊ゲンダイ

 今年の上半期もたくさんの有名人がこの世を去った。「私の酒人生」で語った選りすぐりのエピソードをピックアップすると──。

  ◇  ◇  ◇

 今年最初は中村メイコさん(享年89、昨年12月31日に亡くなり公表は1月7日)。印象的だったのは美空ひばりさんとのエピソード。

「『メイコ、今日はブランデーにする?』と聞かれ『そうしようか』と答えると、それぞれの前にレミーとヘネシーがドン! ドン! と置かれて……自分のペースで勝手に飲み、2人とも一晩でボトルを空けてましたね」

 インタビューした作家の松野大介氏がメイコさんのサービス精神についてこう語る。

「メイコさんは酒話をあらかじめいくつも用意してきてくださった。ひばりさんの亡くなる頃のお話は聞いてもいいのか迷って聞き出しにくかったが、メイコさんから話してくれました。その全力で取り組む姿勢に長く芸能界にいる方は違うなと驚きました。今までインタビューした芸能人で誰が一番か聞かれると、いつもメイコさんと答えてます」

一升瓶をグルグルと回して…

 曙太郎(同54)のエピソードはすごかった。豪快そのもの。

 元力士の大至によれば「曙関は日本酒を冷やで飲むのが好きで、冷やした一升瓶を片手でグルグルと回したと思ったら上を向いて一升瓶を傾け、渦を巻いてグワーッと落ちてくる日本酒をそのまま喉に流し込み、5秒くらいで飲みきっていました」という。

「ホント底なし」と語ったのはアジャコング。

「メキシコ遠征の際に打ち上げで入った韓国料理店。お店は深夜0時閉店だったのにテキーラに始まり、韓国焼酎もボトルを何十本となくガンガン空けて、深夜3時ごろまで延長。店の在庫がなくなってようやくお開きだったんです」

「横綱は焼酎は『割るとかったるい』とおっしゃってロック専門。それをまるで水のようにグイグイ飲む。多分その晩は店のお酒の半分近くが横綱の胃袋に消えたけど、それでも足りない。他のレスラーはホテルに帰りたくてしょうがないのに『もう一軒行こう』って」

 上半期で冠二郎(同79)、小金沢昇司(同65)、エスパー伊東(同63)、正司歌江(同94)、南部虎弾(同72)、山本陽子(同81)、唐十郎(同84)、中尾彬(同81)、今くるよ(同76)、門倉有希(同50)らも亡くなった。ご冥福をお祈りします。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください