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バラエティーを席巻する元NHKアナ神田愛花の真面目さゆえの狂気

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月30日 9時26分

バラエティーを席巻する元NHKアナ神田愛花の真面目さゆえの狂気

神田愛花(C)日刊ゲンダイ

【今週グサッときた名言珍言】

「夫しか映ってないんです。声も夫の声しか聞こえない。だから最高!」
 (神田愛花/フジテレビ系「酒のツマミになる話」6月14日放送)

  ◇  ◇  ◇

 バラエティー番組に引っ張りだこの元NHKアナウンサーの神田愛花(44)。バナナマン・日村勇紀の妻としても知られる彼女は、好きなテレビ番組を聞かれると「夫の番組」とてらいなく答え、その中でもBS朝日の「ウォーキングのひむ太郎」がお気に入りだという。

 その理由を述べた一言が今週の言葉だ。真っすぐな夫への愛情が伝わってくる。スタジオでVTRを見る番組では、日村を映すワイプとVTRの大きさを反対にしてほしいとまで言うのだ。

 日村には最初に共演したときから好印象を抱いた。

「空気感が本当に穏やかな方で、緊張していた私をほぐしてくださったんですね。で、2回目にご共演させていただいた時に、ステキな方だなって思った」(日本テレビ系「ダウンタウンDX」2015年6月4日)。

 神田は以前から男性とデートをすると「愛花ちゃん面白いね」と言われることが多かったという。しかし、それを言われると関係は続かない。「最後通告」のように感じていた。しかし、日村は違った。

「夫は私を面白いと言ってくれながらも、私の3倍以上面白く乗っかって返してくれた」(ブロードメディア「クランクイン!」23年6月29日)。

 そんな彼女の生来の面白さを、バラエティー番組も放っておかなかった。元NHKアナという肩書とのギャップで人気になっていく。そんな彼女も当初はバラエティーでどう振る舞ったらいいかわからず苦戦した。しかし、ある人から「自分で思ったことをふざけないで真面目に言えば、周りの人が助けてくれて、面白くしてくれるから、とにかく真面目に臨め」と助言され、子供の頃から「真面目に臨む」ことは得意だったため、それを心がけるようになると一気に好転した。

「私は面白いことをやってるつもりはないんです。思ったことを言っているんですけど、切り取り方とか視点がちょっとズレているようで、それを真面目に言うから、ツッコんでいただくと面白くなる、っていう場面が多い」(KADOKAWA「WEBザテレビジョン」22年1月28日)と。日村からも「家にいる愛花のままでもっとやったら」(「クランクイン!」=前出)と言われるという。

「ぽかぽか」(フジテレビ系)でパートナーを組んでいるハライチ・岩井は、神田を「実は本当にヤバい人だっていうことに自分が気づいてないってとこが一番ヤバい」(フジテレビ系「おかべろ」23年4月15日)と評している。その真っすぐさゆえの狂気がテレビを席巻している。

(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)

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