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野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月1日 9時26分

野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

出ずっぱり!(C)日刊ゲンダイ

 現在はNHK BSでテレビ初放送中、米倉涼子(48)主演の連ドラ「エンジェルフライト」(昨年3月からAmazon Prime Videoで配信)の評判がすこぶるいい。

 レビューサービス「Filmarks」ドラマの評価も5点満点で4.1(6月29日現在)と高く、《どの回もメッセージがあって凄く深いドラマ》《ついついやめられずに見てしまいました》《久々TVドラマで泣いたわー》などと絶賛の嵐だ。

 原作は、2012年に開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」で、NHKの公式サイトには《海外で亡くなった人のご遺体を家族の元へ届けるため、国境を越え、あらゆる障害を乗り越えて、魂をも掴みに行くプロフェッショナル(国際霊柩送還士)たちの物語》とある。

 米倉が演じるのは、常に全力、時に暴走するが、《曲がったことが嫌いで短気で口が悪い半面、情に厚く涙もろい》というシングルマザーの社長だ。

「《何をやってもキムタク》じゃありませんが、米倉さんもやっぱり“姉御キャラ”がよく似合いますよね。言うまでもなく“大門未知子”とか。本人はそういう色がつくことを嫌がるみたいですし、そういう米倉さんのカラーを敬遠しがちな視聴者もいますけど、《何をやっても米倉涼子》というのは、まさにスターの証。米倉さんだからいいんです。実際、生の彼女を目の当たりにすると、あまりのスタイルの良さと輝きに、思わず《姉御!》とかしずきたくなりますしね」と、スポーツ紙芸能担当記者は笑う。

 当然ながら《米倉涼子かっこいい》《美しい》という書き込みもあちこちに。また脚本についても《構成がとにかく上手くて驚かされ、感動させられる》なんて声も。

「実は脚本の古沢良太さんも、“姉御キャラ”が主役の作品の方が合うんじゃないですかね。長澤まさみさんの『コンフィデンスマンJP』シリーズ(フジテレビ系)もそうでしょ。まあ『リーガル・ハイ』シリーズ(同)の主演は堺雅人さんでしたけど、新垣結衣さんも光っていた。古沢作品ってスピード感とかテンポも売りなんで、気風のいい姉御キャラの方がハマりやすいんです。昨年のNHK大河『どうする家康』みたいに、うじうじしたキャラでダラダラやるより、脚本も生きると思うんですよね」(元テレビ誌編集長)

 さらに、角度を変えた《野呂佳代の出てるドラマはハズレなし》なんて見方も。野呂は「エンジェルフライト」で事務担当の社員を演じているが、言われてみれば、確かにそうか。直近で6月24日に最終回を迎えたフジテレビ系月10「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・フジテレビ系)にも出演。ちなみに「アンメット」のFilmarksでの評価は4.5だ。

 前出の元テレビ誌編集長は「そもそも論として、最近の野呂さんはチョイ役も含めてとにかくドラマに出ずっぱりですけどね」と苦笑いしながら、こう続ける。

「2023年1月期の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)とか、4月期のTBS日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』、NHKなら昨年6~8月の夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』にも出演。現在放送中のNHK大河『光る君へ』にも前半ちょこっとだけ出ていました。まあ、ドラマウオッチャーにも高評価な作品に顔を出していることは間違い違いありませんね」

 意外なところで意外な女優が評価を上げているようだ。“不惑の40歳”野呂佳代、恐るべしか。

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