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エムバペの名前はあるのか? パリ五輪のフランス代表メンバー7月3日発表

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月1日 9時26分

エムバペの名前はあるのか? パリ五輪のフランス代表メンバー7月3日発表

ファイスガードを付けてプレーするエムバペ(C)ロイター=共同

 ドイツで開催中のEURO(サッカー欧州選手権)2024。

 26日には優勝候補のフランスがポーランドが対戦して1-1で引分けた。

 フランスのゴールは、大会初戦で鼻骨を骨折したエムバペのPKによるもの。エムバペにとってEURO初ゴールだった。

 一方、ポーランドの同点弾もPKからのゴールで、レバンドフスキがゴール左に流し込んだ。

 盛り上がりを見せているEUROの決勝は7月14日(日本時間15日午前4時キックオフ)に行われ、その10日後の24日にはパリ五輪も開幕する。

 地元開催の五輪で優勝を目論むフランスのマクロン大統領は、25歳のエムバペに五輪出場を要請したと伝えられているが、もしEUROで決勝まで勝ち進んだ場合、オフはほとんどないに等しくなるし、強行出場した場合、来シーズンからプレーするスペインのレアル・マドリード(6月3日に移籍が発表された)が許すとも思えない。

 それでもマクロン大統領は、2度目の五輪金メダルを夢見ていることだろう。

 フランスが、初めて五輪のサッカーで金メダルを獲得したのは、1984年の米国・ロス五輪だった。アンリ・ミッシェル監督に率いられたチームは、決勝でブラジルを下して金メダルに輝いた。

 ところが、対戦相手のブラジル代表というのが、名ばかりのチームだった。

 実際に出場したのは、ブラジル国内のクラブチーム「インテルナシオナル」だったのである。

 W杯となると目の色が変わるブラジルだが、彼らにとって当時の五輪の扱いは、代表チームを送り込むほどではない、という程度のものだった。

 それでもチームにはGKジルマール、FWミルトン・クルス、MFドゥンガ、DFマウロ・ガルボンといった後のブラジル代表選手らがプレーしていた。

 ただ、大会そのものはレベルダウンが否めなかった。

 なぜなら前回1980年モスクワ五輪で優勝したチェコスロバキア、銀メダルの東ドイツ、銅メダルのソ連(いずれも当時)といった旧共産圏のステートアマ(アマチュアとは名ばかりのプロ選手)が、4年後のロス五輪をボイコットして出場していなかったからだ。

 西側諸国が、ソ連のアフガニスタン侵攻(1979年)に抗議してモスクワ五輪をボイコットしたことに対する報復措置だった。

 そんな彼らに変わってロス五輪にエントリーしたのが西ドイツ(当時)、イタリア、ノルウェーだった。

 それまで五輪の出場資格はアマチュアに限られていたが、ロス五輪からプロ選手の出場が解禁された。

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