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陣内智則が永野の「やっていることはおりこうな猿」にブチ切れ!「お笑い向上委員会」“放送事故バトル”の真相

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月1日 10時58分

陣内智則が永野の「やっていることはおりこうな猿」にブチ切れ!「お笑い向上委員会」“放送事故バトル”の真相

陣内智則(左)と永野(C)日刊ゲンダイ

「さんまのお笑い向上委員会」(22日=フジテレビ系)で、お笑い芸人の陣内智則(50)を、後輩芸人の永野(49)がディスって、ブチ切れさせたことが話題となっている。

 この日は、「令和の配信スター直伝 TVサイズの輝き方を考える」というテーマ。苦節21年にして2016年にブレークし、現在、配信で大活躍中の永野が語るという展開だった。

 永野は、ブレーク後、「テレビは順応しないとダメだとわかった」として、ひな壇に集まった芸人たちに、「みなさんもテレビサイズ」と言い放ち、その流れで、攻撃の矛先は陣内に集中した。陣内に対し「やってることはおりこうな猿」「微炭酸」などと揶揄。陣内が舞台でもウケてることをさんまに指摘されたところ、「舞台なんてなんとも思ってないですよ。ナメられたくないだけですよ。最後は舞台で死にまんねんみたいな」とディスったところで、陣内がブチ切れた。「おまえしばいたろか!」と永野を追い回し、スタジオの床に押さえつけ、髪をひっぱりまくった。

 永野は涙目になって平謝り。ずんの飯尾(55)に仲直りするように振られた陣内が、永野のネタをやってみせると、「面白かったです」「陣さま」などと最敬礼で頭を下げた。

 その後、何度もさんまに振られて、同じ展開を繰り返した後、「今日は、永野と陣内の絡みで盛り上がったよ~」と、さんまも満足げ。番組のラストには、収録後の様子も流され、永野に近づいた陣内から手を差し出し、「もうやめような」(陣内)、「ありがとうございました」(永野)と握手した。

■演出とガチの間のスレスレの展開

 しかし、普段は温厚な陣内が、一瞬、マジ切れしたようにも見え、ネット上は、「テレビで見せちゃいけない目」「浜田の真似だろ」「放送事故やん」などと話題となっていた。お笑い研究家の鈴木旭氏はこう話す。

「番組を見ましたが、あれはガチっぽく髪を掴みにいった陣内さんと本気で痛がった永野さんのちょっとした事故みたいなものじゃないですかね。永野さんの率直なリアクションが勝ってしまい、思いのほか緊張感が走ったんだと思います」

 あくまで手だれの芸人同士の即興的なやりとりだったというわけだが、時として、バラエティー番組では、そうしたガチか演出かわからないスレスレの展開がある。鈴木氏が続ける。

「個人的にヒヤッとしたシーンで思い浮かぶのは、2015年に放送された『有田チルドレン』でのバイきんぐ・小峠さんとケンコバさんのやりとりです。“最強の武器”を持つアイドルを発掘する『○○すぎるアイドルオーディション』という企画の中で、矢口真里さんがフリップ芸を披露。これをアシスタント役の小峠さんがツッコミで遮ったところ、審査員のケンコバさんがシリアスなトーンで説教を始めたんです」

 ケンコバの表情は真顔だったと鈴木氏は言う。

「『有田さんに気に入られたいとか、誰にだってそれはあるよ。でも、おまえが矢口っちゃんの立場だったらどうや? そんな入ってこられて。今までのアイドルの子たちも一緒よ。もう少ししゃべりたかったのになってあったと思うよ』と言い、しばしの沈黙の後に『わきまえろよ!』と声を荒らげたんです。小峠さんは表情をこわばらせながら、ケンコバさんに『……すみません』と謝罪。あれは本気だったのか演出だったのか、今でもわからないですね」

 こうした瞬間を深読みするのもバラエティー番組の楽しみ方のひとつか。

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