1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

シミを消したい! 治療を受けるなら押さえておきたいポイント

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月2日 9時26分

「顔にできたシミの種類が全て同じであるとは限りません。その場合、例えば『頬の下のところにある大きいシミは日光黒子だからレーザー治療。上頬の両側にできたシミは肝斑だから内服薬と美白剤』と場所によって治療法を変えます」

 また、肝斑かADMか、画像診断機を使っても鑑別がつかないケースでは、まずは肝斑の治療をし、様子を見てADMが疑われるようならレーザー治療を検討することも。

「シミ治療には、紫外線が多い時期を外してやった方がいいものもあります。その時期に応じた治療を行うことも必要」

 いずれにしろ、医師の腕が問われる。近年、シミ治療で問題となっていることの一つは、皮膚がんの見逃し。経験の浅い医師が十分な診断なしにシミ治療を行い、なかなか良くならず、挙げ句の果てには大学病院で「シミではなく皮膚がんだった」と判明するケースだ。

「紫外線暴露は皮膚がんのリスク因子でもあり、シミがたくさんできている人は皮膚がんリスクが高いともいえます。皮膚がんの見逃しを避けるためにも、シミを軽く考えず、最初は皮膚科医に診てもらうことを強くお勧めします。また、『治療を数回受けたが、改善しない』という場合は、別の医療機関への受診を検討すべきです」

 シミ治療は自由診療だ。金額もピンキリ。「安かろう、悪かろう」とまでは言わないが、値段だけに惑わされず、信頼できる医師のもとで適切な治療を受けたい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください