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巨人・岡本和真の今オフメジャー挑戦に暗雲…絶不調の坂本勇人とチーム事情がさらなる逆風に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月2日 11時45分

巨人・岡本和真の今オフメジャー挑戦に暗雲…絶不調の坂本勇人とチーム事情がさらなる逆風に

岡本和真(C)日刊ゲンダイ

 巨人の主砲が「4番降格」を免れた。

 6月29日の広島戦で、主砲の岡本和真(28)が2度の好機で凡退したのがきっかけだった。「ボクが打っていれば、もっと点が入っていた」と1点差負けの責任を背負った4番は、27日のDeNA戦から得点圏で3試合6打席連続無安打。今季全試合で4番起用を続けていた阿部監督が試合後、ついに「あそこ(4番)で切れてしまうことが多々あるので、ちょっと考えようかな」と打順変更を示唆したのだ。

 1日現在、打率は.259ながら、40打点はリーグトップタイ。13本塁打もヤクルト・村上と2本差の同2位だ。

 結局、阿部監督が思いとどまったおかげで、同30日の広島戦も4番。岡本和も初回に先制打を放って意地を見せたものの、得点圏打率は.239と低調で、依然として“降格危機”は続いている。

 さる巨人OBがこう言う。「岡本和は今オフにもポスティングを使ったメジャー移籍を視野に入れています。もちろん、『勝負弱い』というレッテルはありがたくない。そこに、さらなる向かい風が吹いてきました」

 先月27日に坂本勇人(35)が新人時代の2007年以来、17年ぶりとなる故障や体調不良以外での二軍落ちとなったことだ。

「今季は打率.234、4本塁打の大不振。阿部監督はこういう事態を懸念して、負担の大きい遊撃から少ない三塁へコンバートさせ、事実上、打撃に専念できる環境にした。これで打てないなら、今後は代打要員となる可能性もあるでしょう」(前出のOB)

 三塁の坂本がレギュラー陥落なら、現状では三塁へ回るしかない岡本和にも影響がある。

「岡本和は坂本から『主将』の座も受け継いでいる。そんな先輩が苦しんでいるチーム状況で、知らん顔して渡米できるのか。海外FA権を使うなら自分の意思で移籍できるが、入札制度は球団の許可が必要です。ただでさえ、深刻な貧打に直面するチーム事情もあって、岡本和と坂本が同時に内野のレギュラーから消えるようなことを看過できるのか。メジャー挑戦そのものが球団に却下される可能性が高まりました」(チーム関係者)

 岡本和は夢のためにも、自身の復調はもちろんのこと、坂本先輩にも復活してもらわないと困るのである。

  ◇  ◇  ◇

 春先の岡本は三冠王も射程圏内に捉える好成績だったが、急失速した。いったいなにが原因だったのか。

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