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日本ハム万波中正の好調支えるルーティン、消えた一喜一憂…球宴ファン投票で最多得票

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月3日 9時26分

日本ハム万波中正の好調支えるルーティン、消えた一喜一憂…球宴ファン投票で最多得票

万波中正(C)共同通信社

 7月23、24日に行われる球宴ファン投票最終結果が発表され、パ・リーグは日本ハム勢が指名打者(DH)を除く9部門でトップだった。

 昨年まで2年連続最下位だったチームが、今年は開幕から好調。23日の第1戦は本拠地のエスコンフィールド北海道で行われることもあって、大掛かりな“組織票”が動いたのは想像に難くないが、両リーグを通じて最多の131万4833票を集めたのが外野手の万波中正(24)だ。

 2日現在、9本塁打はリーグ4位タイ、34打点は同6位。昨季は初出場の球宴で2試合連続本塁打を放ってMVPに。レギュラーシーズンでは本塁打王に1本差の25本とブレークした。

 この万波には昨年から続けているルーティンがある。打席に入って構える前に、一塁側ベンチ横のテレビカメラを凝視するのだ。

「テレビカメラに向かって、しなをつくっているのかと思ったら、打つときに体が前に突っ込まないように、軸がブレないように、自分で考えたルーティンだと言うのです。それが効果てきめんだったようで、好不調の波が小さくなった。そのルーティンはいまも続けています」(日本ハムOB)

■感情をコントロールできるように

 精神面も成長した。かつては打てば大はしゃぎ、打てなければシュンとしていたが、結果に一喜一憂しなくなった。「悪いときもあるわけで、終わったことは忘れて、次のことを考えるようにしている」と本人は話しているそうで、感情をコントロールできるようになったことも長いシーズンを戦ううえでプラスに作用しているのだろう。

 2日の日本ハムは11安打8得点でロッテに快勝。引き分けをはさんで続いていた連敗は5でストップした。万波は4打数1安打。六回に二塁へ内野安打を放った。

  ◇  ◇  ◇

 そんな万波は今ではすっかり練習の虫としても知られるが、プロ1年目の入団直後からその片鱗を見せていた。入寮間もない19年1月のある日は、JRA競馬学校の生徒との交流会が始まるまでの合間を縫って約30分打撃練習をし、そのストイックさで周囲を驚嘆させていた。

●関連記事【万波を知る】…では、それらの様子を詳しく報じている。

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