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侍J井端監督が見据える「次期中日監督」…古巣は安定の最下位、自身の任期は今年11月まで

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月3日 12時0分

侍J井端監督が見据える「次期中日監督」…古巣は安定の最下位、自身の任期は今年11月まで

立浪監督(C)共同通信社

「侍ジャパンの監督としてではなく、中日の次期監督有力候補としての視察のようだ。そんなうがった見方もありますよ」

 と言うのは、さる中日OBである。

 2日、侍ジャパンの井端弘和監督(49)が神奈川県内で行われている大学日本代表の合宿を視察。3月の侍ジャパン壮行試合に“飛び級”で選出した、青学大の主砲・西川史礁(4年・龍谷大平安)と愛知工大の最速159キロ右腕・中村優斗(4年・諫早農)と談笑していたが──。

「愛知工大の中村は地元の中日が今秋ドラフトの1位候補に挙げている剛腕。この日、井端監督が新たに気になった選手として名前を挙げ、『やっぱりうまい。野球も知っているし、粘っこさもある。自分の好きなタイプの選手』と絶賛した近大の小兵163センチ内野手・勝田成(3年・関大北陽)は来年ドラフトの上位候補。こちらも、中日がなかなか固定できないセカンドの即戦力ですからね。井端監督を『ポスト立浪』の筆頭という目で見れば、中村も勝田も特に気になる選手でしょうからね」

 と、言うのである。

 実際、今季が3年契約の最終年となる中日の立浪和義監督(54)は窮地に立たされている。ドラゴンズのプリンスとしてファンの期待を一身に背負い、満を持して就任しながら、球団史上初の2年連続最下位。今季は4月に2891日ぶりの首位に立ったが、その後はズルズルと後退していった。

 負ければ単独最下位転落の可能性があったこの日の巨人戦こそ2-1で辛勝したものの、5位でBクラスをウロウロしているのが現状だ。首位に浮上した際、立浪監督は「だから今年(のチーム)は違うと言っているじゃないですか」などと胸を張っていたが、なんてことはない、結局はいつもの指定席。3年連続最下位となれば、球団ワースト記録を更新する赤っ恥で、早くも今季限りでの退任が確実視されているのだ。

「後任の最有力となるのが侍ジャパンの井端監督なわけですが、井端監督もやる気満々だといいます。2023年10月に就任した侍ジャパン監督の任期は、今年11月に行われる国際大会プレミア12まで。NPBは当然、26年WBCまでの契約も考えたが、井端監督が自ら望んでプレミア12を区切りにしたとされる。当初から中日監督を視野に入れていたともっぱらで、なんとか古巣を再建したいという思いが強いようです。親会社の中日新聞上層部からの評価も高いうえ、パイプもある。要請されれば断る理由はないでしょう」(地元放送局関係者)(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 ただし、ポスト立浪にはもうひとり、強力な対抗馬がいる。

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