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鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月5日 11時42分

鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

鈴木誠也(C)ロイター/USA TODAY Sports

 月が変わっても、ドジャース・大谷翔平(30)の好調が続いている。

 1番・DHで出場した日本時間4日のダイヤモンドバックス戦こそ4打数1安打に終わったものの、前日は27号を含む5打数3安打2打点。月間12本塁打とアーチを量産した6月の調子を維持し、ナ・リーグDH部門で最多得票を集めた球宴でのスタメン出場も確定させた。4年連続4度目の球宴出場は、イチロー以来日本人選手2人目になる。

 これを、例によって“快挙!”“偉業!”と取り上げる日本メディアのメジャー報道は大谷一色だが、その裏で2人の日本人メジャー野手が窮地に立たされている。

 3日には、米最大の移籍情報サイトの「MLBトレード・ルーマーズ」が、カブス・鈴木誠也(29)の放出について言及。

 ナ・リーグ中地区の最下位に沈むカブスがチーム再建モードに突入するとみられていることもあって、契約にトレード拒否条項が盛り込まれている鈴木についても、「移籍は不可能ではない」と報じたのだ。

「2022年に5年総額8500万ドル(約100億3000万円=当時のレート、以下同)という破格契約でカブスに入団したものの、3年目の今季はここまで61試合の出場で、打率.257、11本塁打、34打点。致命的な落球を犯すなど、日本時代に定評のあった守備の評価も急落している。巨額契約に見合った結果を残しているとはいえず、仮にトレード要員になっても、残りの契約の30%をカブスが負担しなければ、買い手がつかないという見方もあります」

 と、メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。

「それ以上に厳しいのはレッドソックスの吉田正尚(30)です。昨年、5年総額9000万ドル(約123億9000万円)という鈴木以上の破格契約で入団したにもかかわらず、2年目の今季は左手親指のケガの影響もあってわずか40試合の出場にとどまっています(4日現在)。打撃の調子は上向きとはいえ、打率.266、2本塁打、16打点はあまりに物足りない数字です。

 守備に難があり、DHで起用されていることを考えればなおさらです。高額契約を結んでいることから、“ヨシダを放出すべき”と地元メディアからは厳しい論調が出ている一方、“年俸の8割を負担しても引き取り手がない”という声も聞かれるのです。いずれにしろ、もちろん大谷は別格として、日本人野手に対する評価が米球界で再び大きく落ちる原因になっています」(つづく)

  ◇  ◇  ◇

「日本人を取るなら投手」という評価を覆したのが大谷で、その恩恵を受けて鈴木と吉田が破格の契約を結んだものの、その2人によって「大谷バブル」ははじけてしまった。すると、いったいどういう事態を招くのか。

●関連記事【続きを読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

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