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今度は「チョコプラ」が米国で大ウケ! 世界に羽ばたく日本のお笑い芸人の共通項

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月5日 14時32分

今度は「チョコプラ」が米国で大ウケ! 世界に羽ばたく日本のお笑い芸人の共通項

チョコレートプラネット(長田庄平と松尾駿=右)/(C)日刊ゲンダイ

 お笑いコンビ、チョコレートプラネット(長田庄平=44、松尾駿=41)が、米国のオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演。「TT兄弟」のネタを披露してバカ受けし、話題になっている。

 ふたりは英語でネタを披露。「ティー、ティティー、ティーティーティティー!」のリズム部分は、会場視聴者を巻き込む大盛り上がりを見せた。

 同番組には、昨年、イギリスの同オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で決勝戦まで進出し、話題となったとにかく明るい安村(42)も、「安心してください、はいてますよ」のおなじみのネタで出演。英国と同じく今回も爆笑をさらっていた。お笑い研究家の鈴木旭氏は、当時、本紙にこう話していた。

「やはり日本人が海外でやる場合、言葉の問題などもありますから、インパクトの強いビジュアルや動きの笑いがウケるようです。ポイントは“音・動き・リズム”の3つだと思います」

とにかく明るい安村、ゆりやんレトリィバァは海外を拠点に

 確かに、今まで、ゆんぼだんぷ(2018年)、ゆりやんレトリィバァ(19年)、とにかく明るい安村(23年)とも、インパクト抜群の“ハダカ芸”が多かったようだ。今回の「TT兄弟」について改めて聞いてみるとこう話した。

「今回のチョコプラさんは、キャッチーなキャラクターとリズミカルなパフォーマンス、シンプルな掛け合いのコンビ芸で会場を沸かせた意味で、ゆんぼだんぷさんやとにかく明るい安村さんとは違った印象を与えたように思います。特にアメリカはスタンダップコメディーが主流で、コンビのコメディアンは珍しい。スケッチ(日本でいうコント)もいろんな人種の男女グループが披露するイメージがあります。そこにアジア人というマイノリティーなふたりが“日常でTを探す”という国籍を問わず真似したくなるようなパフォーマンスを見せた新鮮さもあったのではないでしょうか」(鈴木氏)

 番組出演を伝えた記事では、チョコプラは、19年には「TT兄弟」の英語版をユーチューブにアップし、22年には、「TT兄弟」の海外進出を本格的に議論していたそうで、出演は6年越しの悲願だったと伝えている。

「チョコプラはレギュラー番組のほか、近く単独ツアーや総合司会を務める『27時間テレビ』が控える多忙なコンビです。個人的には、そんな中で挑戦するバイタリティーが何よりすごいなと思いました」と鈴木氏が言う通り、日本のテレビの最前線で活躍しながらの海外挑戦にも称賛の声があがっている。

 一方で、「ブリテンズ・ゴット・タレント」出演を機に、プロジェクトチームを発足させ、海外での活動に軸足をシフトさせた、とにかく明るい安村や、「夢はハリウッド大スター!」と、今年12月から渡米することを公言しているゆりやんレトリィバァら、本格的に海外進出を図る芸人も増えつつある。

 アニメや音楽に続き、世界を席巻する日本の芸人が増えていきそうな気配だ。

  ◇  ◇  ◇

 チョコプラの海外進出は必然だったのか。●関連記事【先見性】チョコレートプラネットは万能型 新キャラやものまね量産では、お笑い評論家が指摘していたその才気を詳しく報じている。

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