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松岡茉優「ギークス」に《雑な印象》など厳しい意見…このままじゃ「イップス」の二の舞に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月6日 9時26分

松岡茉優「ギークス」に《雑な印象》など厳しい意見…このままじゃ「イップス」の二の舞に

30代女子がターゲット?(C)日刊ゲンダイ

 松岡茉優(29)主演の連ドラ「ギークス~警察署の変人たち~」(フジテレビ=木曜夜10時)が4日にスタート。平均視聴率は世帯6.1%、個人3.5%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、初回視聴率は同枠の前作、赤楚衛二(30)主演の「Re:リベンジ―欲望の果てに―」と同じだった。

「GEEK(ギーク)」とは、1つのことを極めていて頭も切れるが、人間関係を苦手としている人のこと。主演の松岡が記憶力に優れた鑑識官、田中みな実(37)が心理分析を得意とする産業医、滝沢カレン(32)が地理に精通した交通課員で、“ノー残業”をモットーに警察で働く3人のギーク(=賢いオタク)が井戸端会議で事件を解決に導くという、《一筋縄でいかない彼女たちの厄介な生き様をキュートでコミカルに描きつつ、時には痛快に事件を解決する新感覚エンターテインメント》(公式HPより)。



「シリアスな刑事・警察ドラマを“直球”と言うなら、こちらは“変化球”。篠原涼子さんとバカリズムさんW主演の前期のフジ金9『イップス』もそうでした。『イップス』が視聴率もネットの評判も残念な結果だっただけに、『ギークス』がどう受け入れられるか不安視する声も局内にはあるようです」(テレビ誌ライター)

 初回放送後のネット上では、《3人の女子のキャラが立っていて、会話も面白いし、ゆるっと見る分には楽しいかも》という好意的な声がある一方、《3人がそれほどスペシャリスト感はないし、全体的に雑な印象》《テレビ局が30代女子をターゲットにしたいのはわかるけど、同時に刑事ものであわよくば視聴率を狙うという下心が透けて見える》などなど、厳しい意見の方が目立つ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ベタな刑事・警察ものが好きな中高年層はあえて排除しているのはわかりますが、では、誰に見てほしいのかが正直見えてこなかった」と、こう続ける。

「捜査官をメインにしない警察ものは別に目新しいものでもなく、タイプは違いますが、2022年の日本テレビ『初恋の悪魔』や、テレビ東京『警視庁考察一課』を思い出しました。どちらも初回で世界観というか、やりたいことが見えていたのに対し、『ギークス』はそれがわかりにくかった。3人のキャラ設定も、“井戸端会議で事件を解決”もいいのですが、それをやるなら、殺害の動機、殺し方、解決の仕方はもっと説得力あるものにしてほしかったですね」

 前クールの「イップス」も《狙いはなんとなくわかるけど、空回り。同時期に再放送されていた『古畑任三郎』がいかに凄いドラマだったのかしか伝わらない》なんてシニカルな見方もあったが、「ギークス」もその二の舞になるか。

「戸田恵梨香さんと永野芽郁さんの『ハコヅメ』(21年日本テレビ)ぐらい、“警察で働く女子のリアル”に振り切ったほうが良かったかもしれません。あとは初回ではちょっとしか出番がありませんでしたが、数字に厳しい警務課の事務員を演じるあのちゃんがもうちょっと目立ってきたら、風向きが変わるかも……」(前出のテレビ誌ライター)

 あのちゃんが“第4のギーク”として活躍する日が来たら……おっと、それだと橋本環奈(25)の「トクメイ!警視庁特別会計係」(23年カンテレ・フジテレビ系)になってしまうか。

  ◇  ◇  ◇

 今作に出演する田中みな実と言えば、自らのボディーなどへの意識の高さで有名だが、そのボディーを実現させた……かもしれない整体の驚きの実情について、●関連記事【ウワサの真相】田中みな実“整形疑惑”の小顔に…Perfumeあ~ちゃんも劇的変化した「整体」のヤバイ効果 にて詳しく報じている。

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