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「5時に夢中!」出演の次がない…アンジャッシュ渡部建の“現在地”(城下尊之)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月6日 9時26分

「5時に夢中!」出演の次がない…アンジャッシュ渡部建の“現在地”(城下尊之)

アンジャッシュの渡部建(C)日刊ゲンダイ

【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】

 アンジャッシュの渡部建(51)が先月21日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に出演していた。2020年に“多目的トイレ不倫”が大きなスキャンダルとなり、22年に千葉テレビのローカル番組でテレビ復帰はしていたものの、東京の地上波生出演は騒動後初となった。

 ただ、その放送から半月経つが、その後の地上波の出演の話がまったく聞こえてこない。「5時に──」を足がかりに、さあこれからと動き出すはずが、まったく音沙汰がない状況だ。

「5時に──」の出演時、渡部は名前を紹介される前に立ち上がって、「どうしたらいいか分からない」とうろたえ、共演者にツッコまれて笑いを誘っていた。記者会見を尋ねられると、「二度とやりたくない」と苦笑いし、トイレの話題では「公共の場では行きづらくなりました」とうなだれていた。

 中尾ミエから“4WD不倫”で騒動になった原田龍二の例を引き合いに、「夫婦でCMをやれば」と振られると、「うーん、ちょっと妻側の事務所が……。要相談で」と答えた。また、活動自粛中にアルバイト先の豊洲市場にベンツで通って批判されたことについては、「電車が動いていない午前2時出勤で、車を買い替えるわけにもいかず、バイト先の若い子に言いふらされた」と説明していた。まあ、自転車や原付バイクで行けばよかったのだが……。

 とりあえず今回、東京の地上波に出たことには意義があったが、以前のような活動状況には戻れないのかもしれない。

 現在はサブスク配信やYouTubeでの活動がメイン。見ず知らずの男女の結婚式にお祝いVTRを送る依頼もギャラ次第で受けている。批判覚悟の「いじられキャラ」としてこれしかないという印象で、それをオモシロいと起用したい局のプロデューサーはいるだろうが、スポンサー筋を心配する局の上層部はやはり首をタテに振りにくい。トイレ不倫はそれくらい女性層に嫌悪感を持たれているということだ。

 スポンサーの影響の少ない深夜番組などから少しずつ露出を増やし、自身がテレビに出演している状態に世間が慣れてくれるのを待つしかないのかもしれない。僕は、ピン芸人として小さなライブ会場でいいので、格安入場料で毎週のようにネタを披露したらどうかと思っていた。クローズな場だから言いたい放題もでき、それが話題になれば潮目も変わっていくだろう。

 起死回生策はあるか。不謹慎だが、裁判を終えた頃の松本人志らと一緒にテレビ出演すれば、大きなイベントになるに違いない。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

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