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米倉涼子「劇場版ドクターX」配給の複雑事情と健康不安…なぜ“テレ朝系”東映でなく東宝なのか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月7日 9時26分

米倉涼子「劇場版ドクターX」配給の複雑事情と健康不安…なぜ“テレ朝系”東映でなく東宝なのか

米倉涼子(C)日刊ゲンダイ

 “映画でも、私、失敗しないので。”

 初の映画化が決まったのが、米倉涼子(48)主演の人気ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)。

 12月6日公開の「劇場版ドクターX」は、テレビ朝日開局65周年記念と銘打ち、中園ミホ氏が脚本、テレ朝の田村直己氏が監督というドラマと同様の布陣。早速、プロモーションがスタートしているが、劇場版の配給元について疑問の声があがっているというのだ。

「そもそもドクターXは、米倉の〝育ての親〟であるオスカープロモーションの古賀誠一会長が企画したもの。企画権はオスカーにありましたが、米倉が独立後、テレ朝との良好な関係を維持するため、オスカーは企画権を放棄したといいます。しかし、ふたを開けると、劇場版の配給は、テレ朝と関係の深い東映ではなく東宝で決まった。これは古賀会長にとって寝耳に水だったようです」(ドラマ関係者)

 テレ朝は東映の筆頭株主で、東映もテレ朝HDの第2位の株主。両社はドラマやアニメなど、IPビジネスで関係を強化している間柄だ。同局の人気ドラマシリーズ「相棒」や「科捜研の女」の劇場版は配給元が東映であるため、ドクターXも東映が配給するものと思われた。

「テレ朝のドラマ『おっさんずラブ』劇場版は東宝が配給しているので、必ずしもテレ朝のすべてのドラマで劇場版が東映という訳ではありません。しかし、ドクターXは相棒と同様、テレ朝の人気ドラマシリーズで大ヒットが期待されているだけに、東映にとって喉から手が出るほど欲しかったはず。さまざまな憶測が流れています」(芸能ライター)

■闘病告白は果たしてプラスなのか…

 ドクターXの映画化について、米倉は「私が大きな画面でドクターXを観てもらいたいと思い、プロデューサーとお話しして実現できました」と語っている。

「上映館の数は東宝のほうが多いことから、多くの人に見てもらうために東映でなく東宝にしたいという気持ちはわかります。しかし、テレ朝と東映の関係性があるのに、今回は何か特殊な事情があったものと思われています」(前出・芸能ライター)

 米倉は、6月13日放送のNHKの情報番組「あさイチ」に出演。米倉は難病の低髄液圧症候群と5年に渡り格闘したことを振り返り、視聴者の感動を呼んだ。だが、劇場版ドクターXの撮影は、米倉の体調不良で大幅にずれたと言われている。

「米倉は独立の際に、オスカーの敏腕マネジャーを引き抜いていますが、1年ほど前に方針の違いから彼は事務所を去っています。もし彼がまだマネジメントしていたら、病気のことを告白させることはなかったと思います。健康不安は仕事にとってマイナスになるからです」(大手芸能プロダクションン幹部)

 紆余曲折の末に実現した劇場版。失敗しないことを祈るばかりか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 芸能ニュースでよく聞くのが「共演NG」。これに関しては米倉涼子と石田ゆり子の間でもささやかれてきた。●関連記事【キッパリ】石田ゆり子「米倉涼子と共演NG」報道もどこ吹く風! 炎上しても支持率が下がらないワケ…では、その真相について報じている。

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