“終わった説”から大逆襲!巨人・菅野智之「最後の全盛期」を手繰り寄せる意外な要因とは
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月8日 11時51分
![“終わった説”から大逆襲!巨人・菅野智之「最後の全盛期」を手繰り寄せる意外な要因とは](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/gendainet/gendainet_1056574_0-small.jpg)
菅野智之(C)共同通信社
巨人の菅野智之(34)がチームトップの7勝目を挙げた。
7日のヤクルト戦に先発。四回に一塁の大城卓の悪送球などで3点を失ったが、7点の大量援護もあり、5回を5安打3失点、今季のヤクルト戦を3戦全勝とした。
昨季は4勝(8敗)止まり。「菅野は終わった」と言われる中、復活を期し、オフには「曲がりが緩くなっていた」と生命線であるスライダーの改良に取り組んだ。
握る力とひねる力を上げるため、2015年オフに初めて行った3キロの鉄球を指で持ち上げるトレーニングで「指先」を再強化した。
巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。
「投手にとって、リリースをする時に最後のひと押しをする指の力は重要です。よく『指にかかる』と言いますが、投げる瞬間に球を強く押すことができれば、スピンがかかり、球の回転数が上がってキレが増すことになる。スライダーを投げる時には強くひねることができる。今年の菅野のスライダーは、昨年より大きく鋭く変化している。さらに、打者の手元で曲がるようになったことで、空振りが取れている。これが復活の一因でしょう」
菅野は19年に刊行した「菅野智之のピッチングバイブル」の中で、「打者の左肘をめがけると、外角低めに制球できる」とし、「一番大事なのは親指。最も力が入るところを探して止める」と明かしている。
初めて「指トレ」を行った16年は9勝、17年は17勝、18年は15勝、19年は11勝、20年は14勝と全盛期を迎えた。
今季は腰痛で離脱したものの、復帰後は3勝1敗。「指力アップ」でスライダーのキレを取り戻し、34歳にして「最後の全盛期」を迎えようとしている。
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