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石丸伸二氏は都知事選2位と大健闘も…投票締め切り後メディアに見せた“ブチギレ本性”の一端

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月8日 13時32分

石丸伸二氏は都知事選2位と大健闘も…投票締め切り後メディアに見せた“ブチギレ本性”の一端

最後の最後に……(C)日刊ゲンダイ

 現職の小池百合子知事(71)が3選を果たした7日投開票の東京都知事選で、抜群の知名度を誇った蓮舫・前参院議員(56)を抑え、2位に食い込んだのがSNSなどを駆使し、若者から支持を集めた前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)だった。

「恥を知れ」ーー。市長時代、議員をこう面罵し、地元メディアとの確執も伝えられた石丸氏。知事選期間中は市長時代に見せていたような“ブチギレ本性”を表すことはなかったものの、最後にその一端が垣間見える場面があった。

 午後8時の投票締め切りと同時に、メディア各社で「小池氏当確」の報道が流れた直後のメディア各社との質疑応答だ。

 NHKは「(当選に)及ばなかった要因は」と質問。すると、石丸氏は苦笑いしつつ、「NHKをはじめ、マスメディアが当初まったく扱わなかった」と切り返し、「切られる(カットされる)のを覚悟で最初の質問をされてきた。立派な覚悟です」と皮肉交じりに答えた。

■社会学者の古市憲寿氏に対しては一貫して“塩対応”

 日本テレビ系のユーチューブ番組に登場した社会学者の古市憲寿氏(39)に対しては一貫して“塩対応”。

 古市氏が「政治屋の一掃っていう話がありました。一方で、その世の中を変えるためには別に政治家にならなくても、できることはたくさんあるわけですよね」「政治家にこだわる理由は」と聞くと、石丸氏はややムスッとした表情で、「こだわってないですよ」と即答。さらに古市氏が「なんで都知事選に出たんですか」「石丸さんが批判する政治屋と石丸さん自身はどう違うんですか」と問うと、石丸氏は「もう1回言えってことですか」などと逆質問し、市長時代に議員や記者との間でやり取りする際にみられた「顔」が出現した。

 民主主義政治の基本は「多数決の原則」「少数意見の尊重」だ。政治家であれば、意見が違う相手であっても話をよく聞き、議論したり、説得したりするのが仕事。相手の話が気に障るからと言って一方的に打ち切ったり、論点をすり替えて自分勝手な話をしたりするのは、それこそ石丸氏が「一掃」と訴えた政治屋の類ではないのか。

  ◇  ◇  ◇

 奇しくも、都知事選と同日に行われた石丸氏の辞職に伴う広島県安芸高田市長選では、石丸氏の政治手法を厳しく批判した無所属新人の元郵便局長・藤本悦志氏(51)が初当選し、石丸市政の継続を訴えた無所属新人の元市議らを退けた。岸田文雄首相(66)の地元、広島1区からの出馬もほのめかした石丸氏が「政治家」になる日は来るのだろうか。

 関連記事【もっと読む】では、地元・広島での石丸氏の評判などを詳しく報じている。

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