元AKB48永尾まりやインタビュー「初恋不倫」で人妻役に初挑戦…「奥さんに見えるか心配です」

永尾まりや（Ｃ）日刊ゲンダイ

　俳優の永尾まりや（30）が7月3日スタートのドラマ「初恋不倫～この恋を初恋と呼んでいいですか～」（BSテレ東）に出演。プロデューサーに「ピッタリな役だよ」と言われた人妻役への意気込みを聞いた。

　──どんな役どころ？

「タイトルに不倫って入っているので、どんな濡れ場があるのかな、と思いましたが、今のところはないみたいで（笑）。私の役は、自由奔放で言いたいことをストレートに言うタイプの女性。旦那さんは無口で、思い描いていたラブラブな結婚生活ではなく、アイドルの男の子にハマって推し活している人妻役です」

　──AKB48時代は“推し活”される側だったが。

「グッズを集めたり、成長とか一緒に感動したりとか、推し活楽しそうだなと思いました。私が演じるミホは、夫婦間の寂しさかわからないけれど“見つけた！　この人！”って本当に恋をしているんですよね。以前、握手会をやっていたときに『握手会のために仕事頑張れる』っていう皆さんの言葉に、当時は『ほんとかな？』って思ったりしていましたけど、改めてファンのありがたさが身に染みますね」

　──人妻役は初挑戦。

「30歳になってみて、思っていたオトナにはなり切れてなくて、奥さんに見えてるかなとか心配になります（笑）。グラビアでは人妻系が多いんですけど、ミニスカでゴミ出しするとか、赤いカーディガン着たりとか、彼目線のわかりやすい“ザ・妄想人妻”で、また世界観が違いますね。同世代の結婚している友達を見ていても、ファッションも話し方も変わっていないし、子供を産んだのすら不思議な感覚です。ドラマではそんな友達をお手本に“リアルな人妻”を演じられるかなと思っています」

　──見どころは？

「3組の夫婦をいろんな立場から見て欲しいですね。内容は重いんですけど、オープニングにダンスを踊ったり、ポップなところもあります。私の演じるミホは、自己主張強めなので“こういう女性嫌だな”って思われるかもしれませんが、言葉の裏には寂しさだったりが隠れています。そんな“ギャップのある表情”を表現したいと思います。そんなミホの“いい子”な部分も見つけていただけたらと思います」

（聞き手＝岩渕景子／日刊ゲンダイ）