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池谷実悠も9月で…「テレ東」女子アナ早期退社ラッシュの必然 才色兼備、高根の花は今や昔

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月9日 9時26分

池谷実悠も9月で…「テレ東」女子アナ早期退社ラッシュの必然 才色兼備、高根の花は今や昔

テレビ東京の池谷実悠アナ(C)日刊ゲンダイ

 テレビ東京の池谷実悠アナ(27)が9月末をもって同局を退社するというので話題だ。若手の早期退社は社会問題となっているが、テレ東では福田典子アナ、須黒清華アナ、松丸友紀アナの退社が明らかになっており、ことし4人目。

「今やテレビ局はキャリアアップの踏み台にされてますね」とし、ベテランのテレビマンはこう言った。

「まぁ、どこも元アイドルがアナウンサーになるのが普通ですからね。昔はアナウンサーのアイドル化と騒がれたものですけど、アイドルアナといい、その逆の局アナからタレントという流れも普通なのかもしれません」

 池谷アナは、昨年3月で早期退社した森香澄と同期入社。森がフリーアナとして活躍中の他、タレントとしてバラエティー番組などに出演、写真集やCMでも人気だけに、その影響もあるのではとみる向きが局内にはいるそうだ。某芸能プロ社長はこう言う。

「局アナの給料も下がっていますし、やりたくない仕事を社員として続けるより、やりたい仕事を自由に選べて、ギャラの単価が高いフリーランスが魅力的なのでしょう。女子アナの場合、ルックスも問われますが、そこをクリアしていれば芸能プロへの所属も難しくない。そんな評価も考えて、高く売れるうちに高く売ろうという意識は最近の若手に感じられます」

 石の上にも三年、などということわざはもはや死語なのかも知れない。局アナ出身の芸能リポーター、平野早苗さんが言う。

「私は、石の上にも三年と思いながら仕事を学んだ世代です。宮崎放送に入って、社会や会社のこと、そのなかに置かれている自分の状況を知るだけでも、それくらいの時間がかかりました。アナウンサーとしてはまず、ニュース原稿をきちんと読めて伝えられなければ、ダメでした」

 そしてこう続ける。

「でも、それはもう昔の話。アナウンサーの採用基準からして毎年違っていたりします。その年にどんなタイプのアナウンサーが求められているかなどで変わり、たとえばそれがバラエティー向きのアナウンサーという年であれば、可愛いとか、天然とか、見た目が重視されますよね。アナウンサーとしての実力は二の次のようにも感じられます」

 採用するテレビ局側にも、長く勤めてもらおうという意識がなくなっているのだろうか。

 そういう事情を、現在の女子アナたちも重々知るところとすれば、早期退職ラッシュも当然の流れのようにもみえる。フリーやタレントだけでなく、最近は一般企業に転職したり、事業を起こす向きも少なくない。

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