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年間女王の最有力候補に浮上した竹田麗央の「非常に悪い数字」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月10日 11時40分

年間女王の最有力候補に浮上した竹田麗央の「非常に悪い数字」

竹田麗央(C)日刊ゲンダイ

 国内の女子ゴルフは先週の試合で前半戦(19試合)が終了。今週は「夏休み」だ。

 前半戦を盛り上げたのが竹田麗央(21)だ。4月にプロ初優勝を遂げると2週連続Vを達成。その4試合後には3勝目を飾り、ここまでの16試合でベスト5も6試合。山下美夢有(22)の3年連続女王を阻む最有力候補に浮上した。

 スタッツを見てもその資格は十分だ。平均ストローク(69.6523)1位。メルセデスランキング(1663.16ポイント)と年間獲得賞金(9415万8000円)2位。プロ3年目に開花した大輪だが、「気になる数字があります」と、ツアー関係者が続ける。

「平均飛距離4位(262.48)の飛ばし屋ですから致し方ないですが、フェアウエー(FW)キープ率(84位=58.6790)が非常に悪い。一方で、イーグル数(5)と平均バーディー数(4.000)は1位で、バーディー数(186)自体も12位。FWを外しても短い番手でグリーンを狙えるためで、だからパーオン率(74.552)も1位。しかし、セッティングが難しい公式戦になるとこの数字はアテになりません」

 サンドセーブ率(56位=41.3043)も低い。ガードバンカーに入れるとパー以上の確率は約4割。これはパットの問題ではなく、バンカーからピンそばに寄せられないからだ。

 低いといえばバウンスバック率(39位=15.8537)もそうだ。ボギーかそれより悪いスコアの直後に、バーディーかそれより良いスコアを獲得する率のことだ。

「ミスをすぐに取り返せば精神的にも楽になるが、この点にはこだわりはないと思います。あくまでもスコアはトータルで考えている。今季は仲のいい小祝(さくら)の影響でメンタルの浮き沈みも少ないですから」(前出の関係者)

 今週は海外メジャー第4戦のエビアン選手権に出場する。高低差が激しいコースでショットメーカー有利といわれている。飛ばし屋がどんなゴルフをするか注目だ。

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