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大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月10日 9時26分

大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

大袈裟に避ける大谷翔平(C)共同通信社

 日本時間9日現在、28本塁打と、2位のオスナ(ブレーブス)に5本差をつけてリーグトップの大谷翔平(30=ドジャース)。

 2年連続本塁打王に向けて視界良好だが、弱点はハッキリしている。

「内角高めを100マイル(約161キロ)近い速球で攻められることです」とは特派員のひとり。

 ならば投手は、きっちりと内角高めに速球を投げ込めばよさそうなものだが、時にはコントロールミスもする。大谷はそういった制球ミスを逃さずスタンドに放り込んだ結果が28本の一発につながっているという。

「大谷と投手との間には、弱点をめぐる激しい駆け引きがあります」と前出の特派員がこう続ける。

「内角高めを速球で攻められるのがウィークポイントというのは、だれよりも本人が自覚しています。だからこそ大谷は苦手を払拭しようと目の色を変えている。多少、ボール気味の内角高め速球をあえて強引に打ちにいくあまり、凡退するケースが多い。あるいは散々、内角高めを意識させられた挙句、内角低め、もしくは外角低めの落ちる変化球で仕留められることもあります」

 内角高めについてはさらなる駆け引きもあるという。

「左打席に立つ大谷の体付近の際どい球についてです。弱点がハッキリしているからといって、内角高めのストライクゾーンギリギリに速球を投げ込むには技術が必要になる。万が一、ミスをしてぶつけようものなら、人気選手だけに投手はバッシングされかねない。大谷はそんな事情を利用しているフシがある。たとえ体に当たりそうもない球だろうと、オーバーアクションで避ける仕草をする。すると本拠地ドジャースタジアムのファンは、投手に対して一斉にブーイングを浴びせる。どうしたって投手は内角の厳しいコースに投げにくくなりますからね。大谷はそれが狙いで、わざわざ大袈裟に避けているという話があるのです」(同)

 きょう10日からはメジャー最高勝率の対フィリーズ3連戦。負傷者リスト入りしている主砲のハーパーとシュワバー(ともに31)の2人が今回のドジャース戦から復帰予定で、チームの士気も上がる。フィラデルフィアはただでさえ排他的な土地柄といわれるだけに、大谷とフィリーズ投手陣のせめぎ合いは激しいものになるに違いない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、開幕当初から指摘されてきた勝負弱さは相変わらず。チャンスに限れば平凡な打者になってしまう。 本人は力みを否定しているが、得点圏で出てしまう「悪癖」とは。

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