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「新宿野戦病院」小池栄子の“下手くそ英語”こそクドカンの真骨頂 異議唱えるアンチは視聴に向かず?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月11日 9時26分

「新宿野戦病院」小池栄子の“下手くそ英語”こそクドカンの真骨頂 異議唱えるアンチは視聴に向かず?

抜群のスタイルをキープ(C)日刊ゲンダイ

 小池栄子(43)と仲野太賀(31)という“芸達者”のW主演で注目された、フジテレビ水曜ドラマ「新宿野戦病院」。プラス宮藤官九郎(53)脚本で、放送前の期待度ランキングでも一、二を争い、3日放送の初回の世帯視聴率も7.9%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と好発進だった。

 が、レビューサービス「Filmarks」での評価は5点満点で3.5(10日現在)。同じクドカン作品の「不適切にもほどがある!」(2024年1月期=TBS)は4.1で、「新宿野戦病院」の評価は賛否が分かれているようだ。

《さすがクドカンワールド》《クドカンらしさ全開で大好きです》などと絶賛する声も多いが、一方で《ギャグがことごとくすべってる》とか《小池栄子の英語下手すぎて》。小池が演じる“アメリカ国籍の元軍医”の岡山弁交じりの英語のセリフに、《これってわざと?》などと首をかしげる向きも少なくない。

「ネーティブらしさがまるで1ミリもない小池さんの英語のセリフに目くじらを立てる人は、クドカンさんのドラマには向かないのでは」と苦笑しながら、元テレビ誌編集長がこう続ける。

「『新宿野戦病院』はタイトル通り、東京・歌舞伎町というディープな繁華街が舞台で、さじ加減を間違えれば、雰囲気が重たくなりすぎてしまう。小池さんのセリフがそれを“中和”してくれている部分もあるわけです。クドカンさんの作品では、震災などの重いテーマを笑いで包み込んだりする。そうやってメッセージを伝えつつ、エンターテインメントとして成立させています。《アメリカ国籍なのに》などと細かなところにこだわりすぎると、本質を見逃してしまう」

 面白おかしく笑いつつも、時にほろっとしたりする。そこに笑いがあるから悲しみが際立ち、余計にメッセージが染み込んでくるわけで、それこそがクドカンの真骨頂と言っていいだろう。クドカンワールドに中途半端なリアリティーを求めても、面白さは半減するだけだ。

「今となれば小池さんがトップクラスのグラビアアイドルだったことすら知らない若者も多いですが、身長167センチという抜群のスタイルは、1999年に初写真集を出版して以来、ずっと維持している。というか『新宿野戦病院』を見る限り、むしろ良くなっているような気が……そこに注目する視聴者も結構いますけど、なかなか目のつけどころがいいですよねえ」と、スポーツ紙芸能担当デスクは笑う。

「新宿野戦病院」のTVerのお気に入り登録数は69万超えと、現時点では夏ドラマのトップ3に入りそうな勢いだ。《今後に期待して視聴は継続》というレビューも多いが、小池の英語に異議を唱えるアンチを黙らせることができるか。

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