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メジャー2大会で息を吹き返した渋野日向子 苦手のエビアン選手権攻略に「2つのキーホール」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月12日 12時12分

メジャー2大会で息を吹き返した渋野日向子 苦手のエビアン選手権攻略に「2つのキーホール」

渋野日向子(C)共同通信社

【エビアン選手権】第1日

 全米女子オープン2位、全米女子プロ7位で復活をアピールした渋野日向子(25=写真)。今大会は3年連続3回目の出場だが、過去2年は予選落ちと59位。本人もあまりいいイメージは残っていないだろう。

 予選で姿を消した2年前は通算9オーバー126位とボロボロ。2日間で奪ったバーディーはたったの2つだった。その1つが16番パー3だった。

 このコースは5つあるパー3の難度が比較的高い。例えば、4ヤードほど打ち下ろす16番(148ヤード)はグリーン手前に池があり、右から左への傾斜が非常に強い。

 レマン湖を望む絶景の2番(167ヤード)は名物ホール。32ヤードもの打ち下ろしでグリーン手前には大きなバンカーが待ち構える。2ホールともグリーンを外すとパーセーブにも苦しむホールだが、渋野は通算5オーバーだった昨年、この2ホールでスコアがよく動いた。

 2番は初日から3日目までボギー。16番は最終日こそボギーとしたが、初日と3日目はバーディー。2日目はピン右手前に乗ったボールが硬いグリーンに跳ねて、奥下のカート道へ。このピンチを絶妙なアプローチでパーをセーブした。前記したように2年前もバーディーを取っており、相性はいいホールだ。

 今年の初日、まずは2番。右奥のピンに対し左奥13メートルにつけて2パットパー。16番のピン位置は手前から12ヤード、右5ヤード。右上2.5メートルにつけるも、バーディーパットはわずかにカップに届かなかった。

 注目の2ホールはパーに終わるも、ミスを取り返したのはやっぱりパー3だった。13番パー4(437ヤード)で3パットボギーとした直後の14番(188ヤード)。ピンの右手前5メートルに乗せ、複雑なラインを読み切ってバウンスバックだ。初日はイーブンパー52位タイで終えた。天気予報が悪い2日目も耐えるゴルフになるのか。

 首位発進は7アンダーのP・タバタナキット(24)ら3人。10人が出場している日本勢の上位は、古江彩佳(24)が6アンダー4位タイ。竹田麗央(21)も5アンダー10位タイと好スタートを切った。

  ◇  ◇  ◇

 この試合が渋野の完全復活への試金石になりそうだ。いったいどういうことか。

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