二宮和也＆山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

4月期ドラマ「Believe－君にかける橋－」で主演した木村拓哉（Ｃ）日刊ゲンダイ

　嵐・二宮和也（41）が主演を務める日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」（TBS系）が7日にスタートし、平均世帯視聴率は昨年大ヒットした日曜劇場「VIVANT」初回視聴率を超える好発進となった。今作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」（講談社）を原作とし、2018年4月期に放送された「ブラックペアン」の続編となる。今作の主人公は前作主人公の外科医・渡海征司郎ではなく、人も金ももてあそぶ悪魔的な天才外科医・天城雪彦である。

　続編でありながら、違う個性を持つ外科医二人を演じ分ける二宮の評価が改めて高まっている。その一方で視聴者からは、《実際より背の高さを高く公表して、並んで疑惑を持たれたり、かっこばかりつけてると演技も浅く見えるから二宮君はそのままでこれからも演じて行って欲しい》と、身長サバ読み疑惑が話題となっているのが木村拓哉（51）だ。二宮の演技と比較して暗に引き合いに出す声が散見されている。

　公表されている木村の身長は176cmだが、前期放送の「Believe－君にかける橋－」（テレビ朝日系）で共演した175cmの上川隆也（59）と並んだ木村の方が小さく見えたことや、夫婦を演じた171cmの天海祐希（56）との共演シーンの不自然なカメラワークなどから木村のサバ読み疑惑がSNSで話題になった。

《身長に気を取られて、話が入ってこない》とドラマの没入感がそがれたと訴える視聴者もいた。

■ハリウッドでもトム・クルーズ、マイケル・J・フォックスの成功例

「身長が高すぎない方が、リアルな医者のように見えるという声や、小柄ながらも存在感のある演技によって、むしろ天城という外科医の不気味さや得体の知れなさが出ているという声もあります。二宮さんは、ある意味体格を生かした演技の見せ方で視聴者から好評を得ている。同じくHey！Say！JUMPの山田涼介さんが主演を務めるフジテレビ系の『ビリオン×スクール』も、《低身長を隠さず高身長の生徒と並び、見上げるのも好感持った》と評判です。低身長であることを隠さず、振り切った演技を見せる姿に好印象を持った視聴者の声が目立ちます」（ドラマ制作関係者）

「ビリオンスクール」の第1話では、人としての器が小さいと秘書に言われ、山田演じる加賀美零が「俺はちっちゃくない！」と言い返すシーンもあり、山田自身もインスタライブでファンの身長に関する質問を度々拾い、「182cmです。嘘じゃないよ。周りがでかいだけ」とユーモア溢れる返しを見せている。