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西武野手陣は武内夏暉に「迷惑料」を払うべき? いつもの無援護で新人王候補が初黒星

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月13日 9時26分

西武野手陣は武内夏暉に「迷惑料」を払うべき? いつもの無援護で新人王候補が初黒星

武内夏暉(C)共同通信社

 新人王候補左腕に、ついに「傷」がついた。

 12日の楽天戦に先発した西武のドラ1ルーキー、武内夏暉(22)。5回まで無失点に抑えていたものの、六回に2失点。七回にソフトバンクからトレード加入の野村の適時打などで同点に追いついてもらったものの、その直後、浅村にソロ弾を食らった。

 結局、武内は7回3失点。プロ10試合目にして、初黒星である。

 今季はこの日を含め、9試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。にも関わらず、低迷しているチームの援護の少なさに泣き、5勝1敗に留まっている。

 これまで武内が得た援護点は7月4日の4点が最多だが、うち2点は武内の降板直後のイニングで得たものだ。「マウンドに立っている間」という条件付きなら、3点が最多。常にギリギリの展開で投げていることになる。

 この日、投げ合った楽天先発はローテの柱の早川だったが、常にエース級とばかり対戦しているわけではない。それでいて、この新人左腕が投げる試合に限って、ただでさえ打てない野手のバットがさらに湿るのだ。

 西武野手陣は「迷惑料」として、年俸のいくらかを武内に割いてやってもバチは当たらない。

  ◇  ◇  ◇

 西武は週刊誌から「下半身醜聞」を報じられた岸潤一郎のスタメン4番起用を続けている。社会通念上、不倫は許されるものではないが、あくまで個人的な問題。犯罪を犯したわけでもない。しかし、この状況はかつての西武では考えられなかったことだ。いったいなぜか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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