ソフトバンク独走から一転、停滞…逆転負けのロッテ戦が象徴する投手陣の「異変」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月16日 9時26分
![ソフトバンク独走から一転、停滞…逆転負けのロッテ戦が象徴する投手陣の「異変」](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/gendainet/gendainet_1058609_0-small.jpg)
近藤健介(C)共同通信社
パ・リーグの首位を独走するソフトバンクがおかしい。
7月に入って西武、楽天、オリックス、日本ハムと4カード続けて勝ち越しがない。14日までの10試合を3勝7敗と大きく負け越しているのだ。
敗因はハッキリしている。2日の西武戦からの得点をみると、3、0、1、0、5、0、3、5、2、1。10試合で計20得点、1試合平均2点では得点力不足は明らかだ。
中でも精彩を欠いているのは中軸。4番の山川(32)はこの7月、打率.154、2本塁打、2打点。5番の近藤(30)も.161、0本塁打、2打点(数字はいずれも14日現在)。ポイントゲッターの2人がさっぱりなのだ。
打つべき人が打たなければ、必然的に投手に負担がかかる。1試合平均2得点は、投手が1点以内に抑えなければ勝てない計算になる。援護がなければ、点を与えてはいけない。どうしたって力みやプレッシャーが生じるし、踏ん張りもきかなくなる。
15日のロッテ戦が象徴的だった。
2‐1と1点リードの七回、無死満塁のピンチで先発の大関(26)をリリーフした杉山(26)は三振をはさんで3つの押し出し四球を与えて逆転を許してしまう。ここでマウンドに上った3番手の又吉(33)は犠飛と3ランで万事休した。
四回無死二塁のチャンスで左飛に倒れた近藤はベンチに戻ると、かぶっていたヘルメットを地面にたたきつけて悔しがった。小久保監督は「打つ打たないは野球につきもの。7月は我慢」と話していたが、投手はいよいよ辛抱し切れなくなってきた。
◇ ◇ ◇
そんなソフトバンクは5日、野村大樹(23=内野手)と西武の育成・斎藤大将(29=投手)のトレードを発表した。同一リーグで、しかも支配下選手と育成選手の異例トレード。いったいなぜ、このような「格差トレード」を実行したのか。
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