大の里はライバルに“丸裸”にされていた!先場所Vの新関脇が連敗発進のナゾ解き
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月16日 11時42分
![大の里はライバルに“丸裸”にされていた!先場所Vの新関脇が連敗発進のナゾ解き](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/gendainet/gendainet_1058753_0-small.jpg)
大の里(右)/(C)共同通信社
稽古不足か、それとも……。
新関脇の大の里(24)が初日から2連敗。15日は若元春に押し倒されて、背中から土俵に落ちた。
先場所は史上最速となる入門から所要7場所での初優勝。故郷の石川県でパレードを行い、名古屋ではイベントに出演するなど、本人が「こんなに忙しいんだ」と驚くほど、土俵以外で多忙だった。稽古に影響があったとしても不思議はない。
しかし、ある親方は「2連敗はそれだけが理由ではない」と、こう続ける。
「明らかに対戦相手に研究されている。左おっつけです。大の里は立ち合いで当たって、右手を差してから前に出る相撲が持ち味。しかし、初日の御嶽海は低い姿勢で当たると、左からのおっつけで右差しを封じた。この日の若元春も同じように、左おっつけで大の里の右腕をはね上げた。両者とも、いかに大の里に右を差させないかを徹底していた」
大の里は取組後、「(相手のおっつけで)右が伸びてしまった」と話した。まだ大銀杏も結えていないチョンマゲ力士だが、その力はライバル力士も認めるところ。徹底的に研究され、対策を立てられていると言っていい。
前出の親方が言う。
「大の里にとっては、入門後に初めてぶち当たった『壁』でしょう。しかし、長い目で見れば悪いことではない。例えば、元大関の朝乃山は大関昇進直後から右四つ対策を取られ、いまだにこれといった打開策を見いだせていない。何年も相撲を取り、自分のカタに凝り固まってしまうと、新しい取り口にチャレンジすることはなかなか難しい。若い大の里なら、いくら丸裸にされても対策を練る時間はタップリある」
もちろん、壁を乗り越えられるかは大の里次第だが……。
◇ ◇ ◇
そんな大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者だ。
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