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阪神・才木浩人は野手から嫌われているのか…いつもの無援護でまたも見殺し、完投負けの悲惨

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月17日 9時26分

阪神・才木浩人は野手から嫌われているのか…いつもの無援護でまたも見殺し、完投負けの悲惨

才木浩人(C)日刊ゲンダイ

 またも勝ち星を手にできなかった。

 昨16日の巨人戦で八回2失点、自己最多の133球を投げたにもかかわらず、完投負けで3敗目(8勝)を喫したのが阪神の才木浩人(25)だ。

 今季16試合に先発し、イニング数は4完投を含む112回3分の1。馬車馬のように投げているうえに、防御率1.20はリーグ2位。98奪三振はリーグトップと圧倒的な成績を残している。

 最も失点したのは4月28日のヤクルト戦(甲子園)の3。残り15試合は3完封をマークするなど、すべて2点以下に抑えているにもかかわらず、この日を含めた直近4試合で勝利から見放されているのが現状だ。

 原因は貧打にある。才木の登板試合の援護点は約2点。しかも直近4試合は8回1失点、7回1失点、7回無失点、8回2失点と先発の仕事を十二分に果たしながら、味方の援護は0、0、0、1。打線が2点以上取ってさえいえば、とっくに2ケタ勝利に到達している。

 この日も、貧打ぶりは相変わらず。巨人と同じ9安打を放ち、初回と九回以外は走者が出塁したにもかかわらず、得点は二回の小幡の左前打による1点のみだった。

 試合後の岡田監督は、ベンチから何度も盗塁のサインを出しながら、走者が動かなかったことに怒り心頭。「サイン出しても走らん。何百回言うても変わらん」と吐き捨てた。

 岡田監督の言っていることが本当なら、選手がベンチの指示に反応できないか、無視しているかのどちらか。仮に無視しているとしたら、造反に値する大問題といえるが…。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは以前、才木の母・久子さんや恩師に取材を実施。すると、捕手に専念した小学生時代は「10円ハゲをいくつもつくることもあった」などという衝撃の発言も飛び出してきた。

●関連記事【才木を知る】…では、知られざる仰天エピソードを詳細に報じている。

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