3連勝発進の横綱照ノ富士 どれだけ満身創痍で引退危機が囁かれても「年内は安泰」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月17日 9時26分
![3連勝発進の横綱照ノ富士 どれだけ満身創痍で引退危機が囁かれても「年内は安泰」](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/gendainet/gendainet_1058942_0-small.jpg)
照ノ富士(C)共同通信社
先場所優勝で大関候補の関脇大の里が1勝2敗と精彩を欠く中、存在感を発揮しているのが、横綱照ノ富士だ。
昨16日の3日目は若元春を寄り切って3連勝。当たりが強く、鋭い踏み込みで攻める姿を見ると、古傷を抱える腰や両膝の状態は悪くないのだろう。
2日目、苦手の明生を倒した際に、「相手云々じゃなく、自分の体との闘い」と話していた。大関以下、飛びぬけた存在がいないうえに、大の里も連敗発進とイマイチ。体さえ万全なら、このまま勝ち続けてもおかしくない。
角界周辺では、「これでしばらく横綱の地位は安泰だろう」との声が聞かれる。昨年の皆勤はわずか1場所のみ。今年初場所で4場所ぶりの優勝を果たしたものの、相次ぐ故障で2場所連続の途中休場となった。
引退危機が囁かれる一方で、日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会は、照ノ富士に対してあくまで“寛容”だ。
山内昌之委員長は5月場所終了後、照ノ富士が全休しなかったことも考慮し、「7月、9月の2場所まで、ケガの回復具合や土俵復帰について横綱の執念と責任感を見る。激励、注意、引退勧告に当てはまるものではない」と話したうえで、進退についてはあくまで横綱に委ねる方針を示した。
その意味で照ノ富士は今場所、完全復活への足がかりを作りさえすればよかったが、いきなりの3連勝発進。横審の言う「ケガの回復具合や横綱としての執念と責任感」を1場所前倒しでクリアする可能性は十分にあり、照ノ富士の進退に言及する必要はなくなる。少なくとも年内は最高位をキープできそうだ。
◇ ◇ ◇
そんな照ノ富士は両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで患っていて、すでに満身創痍だ。それでも、「まだ引退できない複雑事情」がある。いったいどういうことなのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
2真美子夫人の気遣いが「日本人らしい」 大谷と夫婦揃って球宴、話題になったさりげない行動とは
THE ANSWER / 2024年7月17日 8時4分
-
3大谷翔平 球宴8打席目で初アーチ 主役の豪快な先制3ランにファン総立ち 日本選手初の柵越え弾
スポニチアネックス / 2024年7月17日 9時56分
-
4【巨人】辛勝の阿部監督が怒りの〝阿部節〟連発「気持ち良くない勝ち方」「ひどいプレーいっぱい出た」
東スポWEB / 2024年7月16日 22時36分
-
5韓国代表FWがプレシーズンマッチで人種差別被害? 対戦相手のコモは反論も、問題の選手は「あいつはジャッキー・チェンのつもりだから無視しろ」と謎の発言
超ワールドサッカー / 2024年7月16日 22時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)