1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

松山英樹が狙うは2度目のメジャーVより「パリ五輪金」か…18日開幕の全英OPとは相性微妙

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月18日 9時26分

松山英樹が狙うは2度目のメジャーVより「パリ五輪金」か…18日開幕の全英OPとは相性微妙

松山英樹(C)共同通信社

 今年は「らしい」戦いが見られそうだ。

 18日に開幕する全英オープンは近年、リンクス特有の強い風や天候の急変が少なく、直近3年の優勝スコアは13アンダー、20アンダー、15アンダーとバーディー合戦になっている。しかし、今年の会場は、全英開催コースの中で最も海に近いロイヤルトゥルーンGC(スコットランド=7385ヤード・パー71)。前回開催の2016年大会の優勝スコアは20アンダーに届いたものの、今週は開幕前には雨が降り、強い風も吹き、荒れる大会が予想される。

 日本からは松山英樹(32)、中島啓太(24)、久常涼(21)、川村昌弘(31)、岩崎亜久竜(26)、星野陸也(28)、木下稜介(33)、桂川有人(25)の8人が参戦する。

 前週は隣国のフランスで古江彩佳(24)がエビアン選手権で優勝。6月の全米女子オープンの笹生優花(23)に続き、メジャーを制した。当然、男子にも期待がかかり、エース松山も2度目のメジャータイトルを意識していることだろう。

 だが、松山にとって全英は他のメジャーに比べて相性が悪い。マスターズは21年に優勝しているし、全米オープンは17年に2位に入り、4度のべスト10入り。全米プロも17年に惜敗しての4位、翌年も5位だった。

 一方、全英のベスト10フィニッシュは初出場の13年6位のみ。昨年まで出場9回は他のメジャーに比べて最少だが、予選落ち3回は最多だ。

 今年の会場は風の影響は避けられず、弾道が高い松山は苦戦を強いられそうだ。16年大会も通算8オーバー111位で予選落ちしている。

 その松山は中1週でパリ五輪に出場する。これまで五輪には高い関心を示さなかったが、代表に決定すると「出るかには頑張りたい」とコメントした。

「全英より、パリ五輪の方が熱が入るのではないか」

 一部にはそんな声もある。

「松山は16年のリオ五輪は、ブラジルで流行していたジカ熱などを懸念して出場を辞退した。前回の東京五輪は母国開催で初出場。最終日は首位と1打差の単独2位から金メダルを狙ったが、銅メダルをかけて7人が3位で並ぶプレーオフでも敗れた。女子の稲見萌寧(24)が銀メダルだっただけに悔しい敗戦だった。次回の28年ロス五輪は36歳で迎える。試合形式が団体戦に変更されるかもしれないという話も聞くが、故障が多い自身の身体や若手の急成長を考えれば、おそらく五輪は今回が最後。出場するからにはアスリートにとっての勲章である五輪メダル、それも最高の金メダルを必死にとりにいくはずです。体調さえ万全なら十分に手が届きます」(国内ツアーの関係者)

 とはいえ、まずは全英での戦いだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください