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内村光良がお笑い界の「理想の上司」たるワケ…7.22で還暦も地上波レギュラー7本と絶好調

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月19日 9時26分

内村光良がお笑い界の「理想の上司」たるワケ…7.22で還暦も地上波レギュラー7本と絶好調

内村光良(C)日刊ゲンダイ

 ウッチャンナンチャンの内村光良(59)が意気軒高だ。今月22日に還暦を迎えるが、4月にバラエティー番組「何を隠そう…ソレが!」(テレビ東京系)が特番からレギュラー化されて、地上波レギュラーは7本に(不定期放送も含む)。「理想の上司ランキング」(明治安田生命保険調べ)の男性部門では、8年連続で1位。「NHK紅白歌合戦」では、2017年から20年まで4年連続で総合司会を務めた。お笑いタレントが総合司会に選出されたのは1983年のタモリ(78)以来34年ぶりだったが、連続起用された芸人は内村だけだ。

 アラ還にして司会、コント、CMに恵まれて高水準をキープしているが、内村の番組にはある共通点がある。「内村」の冠を有していないのだ。芸歴40年の大ベテランで、紅白司会まで上りつめたため好感度と知名度は抜群。

 だが、司会を務める番組では後方支援に回って、年下の共演者をバックアップ。結果、番組から多くのスターが誕生した。

「スクール革命!」(日本テレビ系)からは、番組のオーディションで高地優吾(年齢非公開)が芸能界デビュー。20年にSixTONESとしてCDデビューすると、「オリコン週間シングルランキング」で12作連続で1位を獲得する人気グループとなった。ブレーク前の渡辺直美(36)や朝日奈央(30)も、同番組のレギュラーメンバーだった。「M-1グランプリ2008」で準優勝したオードリーの関東の初レギュラー番組でもあるため、若林正恭(45)と春日俊彰(45)はいまでもそろって出演している。

「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ系)では出川哲朗(60)、イモトアヤコ(38)、いとうあさこ(54)、宮川大輔(51)、ロッチの中岡創一(46)らが過酷な海外ロケでブレーク。ネタ番組「ぴったり にちようチャップリン」(テレ東系)からは「M-1」や「キングオブコント」、「THE W」や「R-1グランプリ」のチャンピオンが多く輩出された。

■内村の助けで低迷期を脱した有吉弘行

 内村番組発の最高傑作といえば、有吉弘行(50)だ。有吉は96年に猿岩石として「進め!電波少年」(日テレ系)のヒッチハイク旅企画を達成させて一世を風靡。しかし、ブームが去ると仕事が減少して、コンビは解散。有吉のテレビ出演は、地元・広島のローカル局だけとなった。

 そんなときに救いの手を差し伸べたのが「内村プロデュース」(テレビ朝日系)。事情を抱えた芸人を内村がプロデュースする番組で、有吉は毒舌とエロを丸出し。この2年後、「アメトーーク!」(同)で品川祐(52)に「おしゃべりクソ野郎」というあだ名をつけて、再浮上のチャンスをつかんだ。いまでは地上波全6局で冠レギュラーを持つまでになったが、ルーツは内村だった。

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