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岡田監督をブチギレさせた虎戦士は誰だ? 老将は「すごいことが起きてる」と意味深発言

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月19日 9時26分

岡田監督をブチギレさせた虎戦士は誰だ? 老将は「すごいことが起きてる」と意味深発言

岡田監督(C)日刊ゲンダイ

「すごいことが起きている。言うたら選手かわいそうやから言わんけど」

 阪神の岡田彰布監督(66)が昨17日の巨人戦で敗れた試合後、こうつぶやいたという報道が球界で波紋を広げている。

 岡田監督といえば、今季はリーグ4位(18日現在)と成績が振るわないこともあって、選手やコーチも名指しで厳しく批判。17日は不振が続く近本、中野の1、2番コンビをスタメンから外す荒療治も行ったが、3-4で接戦を落とした。試合後は「チグハグ」という言葉を繰り返し、「(選手が走塁の)サイン出しても見てない。ひどすぎる」とボヤくことしきりだった。

 そんな中、いつもは歯に衣着せず具体名を挙げてコメントする指揮官が、「言うたらかわいそう」とあえて名前を伏せ、「すごいことが起きている」と意味深な発言をしただけに、「何らかの事件があったのでは」(球界関係者)、と勘ぐる向きが少なくないのだ。

 岡田監督が「チグハグ」とした場面で言えば、先発の大竹が3-2で迎えた五回に2点を失いKOされたことや、六回1死一塁のカウント2-2からエンドランを仕掛けたものの、巨人ベンチに外されたことなどが挙げられる。

 エンドラン失敗については、敵将の阿部慎之助監督が「(ベンチの指示で)度胸を据えてエンドランを外せた。長年キャッチャーやっていて良かったなと思いました」と自画自賛。勝負の分かれ目となった。

 一方、17日の試合で岡田監督を最も怒らせた選手を挙げるなら、捕手の坂本誠志郎(31)だろう。

 大竹をうまくリードできなかった上に、九回1死一塁の打席で併殺打に倒れるなど、攻守に精彩を欠いた。コーチ経験のある阪神OBがこう言う。

「坂本は昨季、大竹や村上とのコンビで好リードを見せ、チームの優勝、日本一に貢献。初のゴールデングラブ賞も獲得した。しかし今季は、村上の登板時で初球に痛打を浴びるケースが多く、岡田監督が『対策をしてない』と苦言を呈するなど、リード面の評価を落としているともっぱらです。実際、村上が5月21日の広島戦で5回5失点でKOされて以降、坂本はコンビを剥奪され、梅野が先発マスクを被っている。出場試合数も梅野の56試合に対し、41試合。岡田監督の『すごいこと』に当てはまるかどうかはわからないが、坂本がベンチの指示を見落とすなど、首脳陣との意思疎通がうまく図れていない可能性はある。いずれにせよ、このままでは大竹とのコンビ継続も危ういでしょう」

 もっとも、SNS上では「岡田監督の采配が一番チグハグ」との声もある。代打の切り札である原口を使わず、六回のエンドラン失敗、九回の坂本の打席での強攻が裏目に出たのも確かだ。

 今季はすでに87試合を消化。最後までチグハグな試合が続いても不思議ではない。

  ◇  ◇  ◇

 岡田監督にも当然、焦りが募っているようだ。盟友である掛布雅之氏がズバリ指摘した岡田監督の「不可解な言動」とは……。

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