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全英オープン日本勢大量8人“全滅”もある「惨敗データ」…2000年からトップ10入りわずか3人

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月19日 11時57分

全英オープン日本勢大量8人“全滅”もある「惨敗データ」…2000年からトップ10入りわずか3人

松山英樹(C)ロイター

【全英オープン】第1日

 日本女子は今年、笹生優花(23)が全米女子オープンに優勝。3打差2位は渋野日向子(25)だった。全米女子プロも山下美夢有(22)が2位と健闘。前週のエビアン選手権では古江彩佳(24)が、日本女子では4人目の海外メジャー制覇を成し遂げた。

 女子は今季、4つの海外メジャーが終了。2人の優勝者とベスト10入りも9人いる。かつて韓国選手の独壇場だった米女子ツアーは日本選手の活躍で勢力図が様変わりしたといえる。

 そこで男子だ。今大会には毎年、多くの日本選手が出場する。今年もエースの松山英樹(32)を筆頭に、中島啓太(24)、久常涼(21)、川村昌弘(31)、岩崎亜久竜(26)、星野陸也(28)、木下稜介(33)、桂川有人(25)の大量8人が参戦しているが、果たして何人が予選を通過できるのだろうか。

 2000年以降、延べ169人の日本選手が本場のリンクスへやってきて決勝ラウンドへ進んだのは47人。7割以上が予選落ちしている。

 こんな成績ならベスト10フィニッシュが少ないのは当然のこと。02年大会の丸山茂樹がトップに1打差でプレーオフに残れず5位に終わった以外は、06年谷原秀人5位、13年に初出場の松山が6位に入っただけ。00年から昨年まで、たったの3人しかいない。08年は7人が出場して予選通過はゼロだった。

 近年は若手が急成長していると言われていても、海外メジャーで結果を出すのは容易ではない。

 国内ツアーの「~全英への道~ミズノオープン」は、長年、今大会の国内選考会を兼ねており、昨年までは上位4人に与えられていた出場枠が、今年は3人に減り、「前年の賞金ランキング上位2人」や、「今季開幕戦から第7戦までの賞金ランキングトップ」の資格も消えた。その理由について全英を主催するR&Aの担当者は「より世界的なレベルにするため、(日本で減らした)枠は他の場所に移しました」と説明した。こんな成績では日本ツアーの優遇策は縮小の一途をたどるのではないか。

 初日、首位に立ったのは6アンダーのブラウン(29=英国)。日本勢トップは1オーバーの川村だった。

  ◇  ◇  ◇

 記事本文中にもあるように日本ツアーは危機に瀕しており、日本に留まる男子プロが「世界から見捨てられる日」はそう遠くないかもしれない。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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