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木村昴ドラマ初主演作は「逆に新鮮」の声も…やっぱり《野呂佳代の出るドラマにハズレなし》か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分

木村昴ドラマ初主演作は「逆に新鮮」の声も…やっぱり《野呂佳代の出るドラマにハズレなし》か

オジサンは好感が持てる(C)日刊ゲンダイ

 19日に中島健人(30)主演「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」(テレビ東京=金曜夜8時)、高橋文哉(23)主演「伝説の頭 翔」(テレビ朝日=金曜夜11時15分)がスタートと、続々と始まっている地上波夏ドラマ。

 ただ、《今期も“旧J”関連が目立ちすぎ》《考察で盛り上がるのを狙いすぎ》なんて声もネット上ではちらほら見かける。

「深夜も合わせると、地上波だけでも毎日4~5本の連ドラがあるわけですから、多少の“被り”は仕方ない。各局、少しでも作品を知ってもらうためには“旧J”の存在感に頼る部分はあるでしょうし、ネットで話題になるためには“考察狙い”も戦略のひとつでしょう。とはいえ《恋愛ものや人が死ぬのはちょっと》とか《エッジが効きすぎていたり深く考えさせられるのは苦手》なんて層も確実にいます」(テレビ誌ライター)

 特に40代、50代の、そんなに老け込んでいる自覚のない“オジサン層”にとっては、今どきのドラマは近寄りがたいかもしれない。

「そんなオジサン層がほっこりできるドラマがありますよ」と語るテレビコラムニストの亀井徳明氏のおススメは、木村昴(34)のドラマ初主演作「クラスメイトの女子、全員好きでした」(読売テレビ・日本テレビ系=木曜深夜11時59分)。国民的アニメ「ドラえもん」でジャイアンの声を担当している彼だ。

 作家の爪切男氏が小中学生時代の女子生徒との思い出をつづった同名エッセイ集を基に、オリジナル要素を加えてドラマ化した、《人の欠点に惹かれて、すぐ恋に落ちてしまうダメ男が、超個性的なクラスメイトの女子たちに片思いを重ねながら成長していく、どこか切なくて愛おしい、回想ハートフルコメディ!》(公式HPより)だ。

 前出の亀井徳明氏は「女子たちからしたら《キモッ!》ってなるかもしれないし、メインキャストの演技に言いたいことがある視聴者もいるかもしれませんが……」と前置きしつつ、こう続ける。

「ドラマのメインである回想場面は、GP帯の学園もののような華やか、かつメリハリがあるものではなく、かつてのNHK『中学生日記』に近い雰囲気。でも、原作に登場した個性的な女子たちが動き出したかのような再現力です。教訓や感動を誘うわけでも、笑いを押しつけるわけでもないし、ハラハラドキドキの展開があるわけでもないんだけど、それが逆に新鮮。キャスティングも含め、原作の世界を損ねずにドラマとして面白くなるような細かい配慮が感じられて、好感の持てる一作です」

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