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櫻井翔のパリ五輪番組キャスターに視聴者の冷めた視線 《あれだけ騒がれたのに国際舞台で…》

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分

櫻井翔のパリ五輪番組キャスターに視聴者の冷めた視線 《あれだけ騒がれたのに国際舞台で…》

櫻井翔(C)日刊ゲンダイ

 7月26日にフランス・パリで開幕するパリ五輪。日本テレビは13日、パリ五輪番組のメインキャスターを嵐・櫻井翔(42)が務めることを発表した。

 櫻井は夏冬合わせて9大会連続のキャスター起用となり、2008年の北京夏季五輪から18年の平昌冬季五輪まで6大会連続で同局のキャスターを務めることになる。

「選手の皆さんの活躍とともに、観客の熱、会場の熱、パリの熱を余すことなく伝えていきたい」と意気込みを見せている櫻井だが、五輪開催を楽しみにしている視聴者からは《あれだけ騒がれた旧ジャニーズ事務所のタレントを国際舞台でキャスターとして使うことが一番の問題》と、性加害問題で世界的に注目を集めた旧ジャニーズのタレントがメインキャスターを務めることの問題点や、日テレの意識の低さについての指摘が相次いでいる。

■東京パラ閉会式の解説で大きく分かれた櫻井の評価

「タレントをキャスターとして起用すると、映像的にどうしても選手よりもタレントを軸とした見せ方になってしまう傾向があります。競技情報を純粋に欲しいと思う視聴者にとっては、櫻井さんの存在が目障りに感じることもありそうです」(民放関係者)

 櫻井といえば、21年9月5日に行われた東京パラリンピック閉会式での解説に賛否が分かれたことが記憶に新しい。選手の衣装や、ワンカメラで展開していく映像などに、アイドルらしく演出面の解説も行うなど、細かい瞬間も逃さず発言していた櫻井だが、視聴者からは《もっとじっくりと見たかったのに、解説がうるさかった》と不評の声も多く上がった。

「日テレとしては櫻井さんを投入することで、選手の心をほぐし、より話題性のある言葉を引き出したいという思惑もあるのだとは思います。ただ、櫻井さんはあらかじめ用意された質問には落ち着いている受け答えできていますが、咄嗟に振られた際はあたふたしたりと意外とアドリブには弱い印象があります。またこの起用で改めて世界から『メディアの意識の低さ』を指摘される可能性もあり、国際大会のメインキャスターが櫻井さんでなければならない理由が見えにくいのも視聴者から反発が出ている理由だと思います」(同)

■開票特番でタレントを起用するのは全世界で日本だけ

 専門性に乏しいタレントを報道・情報番組に起用する意義についてはこれまでも議論されてきた。

「先日もフジテレビの東京都知事選開票特番で、石丸伸二氏に質問をした元乃木坂46の山崎怜奈さんの一件について、デープ・スペクターさんが自身のXで『そもそも論、石丸伸二の中継対応以前に開票特番でタレントを起用するのは全世界で日本だけ』と言及していましたが、タレントがキャスターなどのプロの仕事に介入する事例が日本は多すぎると言えます。話題性や親しみやすさを狙ってのことだと思いますが、本当に興味を持っている視聴者のニーズと噛み合わないタレント起用は、視聴者の熱が冷める可能性もあるのです」(報道番組関係者)

 櫻井は現在、ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)の不気味な政治家役が好評。せっかく上がった評価が五輪キャスターで下がってしまったら、応援しているファンは残念に違いない。

  ◇  ◇  ◇

 櫻井のキャスターとしての資質問う声は以前からあった。●関連記事【もっと読む】母校・慶応優勝を饒舌に語った櫻井翔に“キャスターの資質”を問う声「性加害にはダンマリなのに」…も必読だ。

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