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貴景勝を筆頭に情けなさすぎる大関陣のていたらく…横綱の独走許す26年ぶり珍事

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分

貴景勝を筆頭に情けなさすぎる大関陣のていたらく…横綱の独走許す26年ぶり珍事

大関陥落気配濃厚の貴景勝(C)日刊ゲンダイ

 横綱の一人旅で、早くも「名古屋場所終了」の気配である。

 19日、横綱照ノ富士(32)が幕内で唯一1敗をキープしていた翔猿を下し、単独トップの6連勝。6日目終了時点でトップと次点で2差がつくのは、1998年3月場所以来の珍事である。

 照ノ富士は満身創痍で決して万全とは言えない身。大関陣が奮起してしかるべきだが、今の彼らにそれを期待するのは酷なのか。

 今場所が歴代ワースト3位となるカド番9回目の貴景勝(27)は、若元春に敗れて4敗目。大関陥落の色が濃くなってきた。

 2敗をキープしている豊昇龍(25)と琴桜(26)も「同罪」だろう。

 豊昇龍は宇良を突き出しで破ったが、それは取り直しの一番でのこと。最初の一番は宇良に一方的に攻められて、背中から転倒。豊昇龍が「死に体」となったタイミングで宇良の足も出ており、「同体と見て取り直し」に救われただけで、相撲内容では完敗だった。

 琴桜も豪ノ山に立ち合いから防戦一方。土俵際の逆転劇で、かろうじて勝ちを拾った。

「豊昇龍はムラっ気とけれん味が強い。だから、相撲内容が安定せず、脆い姿をたびたび見せてしまう。琴桜は器用で引き出しが多いのはともかく、いまだにどんな相撲を軸にしたいのかが見えない。土俵際の逆転が得意なんて胸を張れるのは、せいぜい平幕上位まで。このままでは大ケガをする恐れもある。2人とも現状維持では横綱昇進なんて夢ですよ」(角界OB)

 先場所で大関から陥落し、今場所2ケタ勝利で元の地位への復帰を目指す霧島は、3連勝のち3連敗。2ケタが遠くなってきた。

 ちなみに26年前は初日から6連勝の大関若乃花が14勝1敗で優勝。唯一土をつけたのは横綱曙で、こちらも13勝2敗と終盤まで食い下がった。当時のような気概を今の大関陣に期待したいが……それはないものねだり、か。

  ◇  ◇  ◇

 貴景勝はとっくのとうに満身創痍で、頚椎にもバクダンを抱えている。もはや引退しか道はないようにも見えるが、それでも土俵に上がり続けなければいけない「複雑な事情」があるという。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その「複雑事情」について詳しく報じている。

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