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雛形あきこさんが目指すこと「90歳で主役を演じている草笛光子さんのように」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月22日 9時26分

雛形あきこさんが目指すこと「90歳で主役を演じている草笛光子さんのように」

雛形あきこ(C)日刊ゲンダイ

【死ぬまでにやりたいこれだけのこと】

 雛形あきこさん(女優・タレント/46歳)

  ◇  ◇  ◇

 今年、夫で俳優の天野浩成さんと個人事務所を立ち上げた雛形あきこさん。やりたいことはまずは経営の安定。将来的にめざしたいのは草笛光子さんのように、おばあちゃん役も演じることができる俳優として、生涯活躍することだ。

 30年以上事務所に在籍してきて、今年初め、独立しました。主人と私だけの個人事務所です。

 振り返ると10代はグラビアの仕事ですごく忙しくて、バラエティーでもレギュラー(「めちゃ×2イケてるッ!」など)をやらせてもらい、頑張ってきて、40代で独立です。今年からは自分でスケジュールを決めることができ、仕事とプライベートとの時間のバランスをコントロールできるのがいいですね。

 夫婦で独立は珍しいとは思うんですが、2人で決めたわけではなく、先に主人の方が独立を決めていました。その後、私も決めて時期が重なったので、「じゃあ一緒に頑張ってみようか」と2人でやろうとなりました。

 自分としては思いきった決断だったのですが、周りからは「えー! 独立するの?」と驚かれることはなく、「そうなんだ」くらいのリアクション(笑)。去年は周りに独立するタレントさんが多かったし、私が独立してもおかしくない年齢に見られていたのかな。

 まだ独立して半年の今は私と主人、それにスタッフは窓口担当と若いマネジャーの2人だから会社としてはすごく小さい。私が社長なので、やりたいことはまず現実的に事務所の経営を安定させること。所属タレントを増やして大きくするのではなく、小さくても自分たちのやりたいことができる事務所にしたいです。

 仕事に関しては独立をきっかけにお芝居の方に厚みを持たせたいですね。女優デビューは1992年の中学2年の時で、グラビア活動より早かったんです。

 高齢になった時におばあちゃん役をやっていたい。これは文字通り、死ぬまでやりたいことです(笑)。

 今、活躍されているご高齢の女性の俳優さんはたくさんいらっしゃいますよね。たとえば草笛光子さんはある時期から年を取られてないんじゃないかと思わせるほど、お若くてお元気。それにお会いするといろんな役ごとに印象が違います。年がかなり上でも、感じるエネルギーが全然、違うんですよね。

 90歳で主演映画(「九十歳。何がめでたい」)ってすごいことだと思うんです。「まだまだ演じたい役がたくさんあるんだろうなあ」と思わせてくれる若さとすごみを感じるので、私も役者としてそうなっていきたいですね。

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