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巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 6時12分

巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も

坂本勇人(C)日刊ゲンダイ

 巨人が昨21日、球宴前の最終戦を勝利で飾り、首位ターンを決めた。これで46勝38敗5分けとして今季最多の貯金8。中日に8勝7敗1分けとし、セ・リーグ5球団に対し、勝ち越しターンとなった。負け越しは交流戦のみで、球宴が始まった1951年以降、巨人が前半戦でセ5球団に勝ち越した過去11度は全てリーグ優勝を果たしているため、V率は100%だそうだ。

 そんな上げ潮ムードの中、出場機会がなかったのが坂本勇人(35)である。6月に不振で二軍落ち。今月12日の一軍復帰後も15打数1安打で、打率.224とからっきしだ。

 さる巨人OBがこう言った。

「スイングにキレがなく、タイミングも合っていない。今の状態では代打でも使いにくい。阿部監督に『二軍で修正できたら自分の判断で戻ってこい』と自由な時間を与えられたのに状態は変わっていない。この前半最終戦は、全球団勝ち越しがかかっていたこともあって、一塁・大城卓、三塁・岡本和で臨んだ。これが今のベストメンバーに近い形ということ。この試合で出番がなかった意味は重い」

 二軍では新外国人内野手のココ・モンテス(27)が前日20日までの実戦4試合で計11打数7安打、打率.636と打ちまくっている。遊撃も三塁も守れ、球宴明けには一軍に合流予定となっている。

「現状では坂本の役割は、守備固めくらいですが、それなら若手で十分。今の坂本は一軍に居場所はないのではないか」とは前出のOB。新助っ人に代わって、後半戦は二軍で塩漬けとなる可能性が出てきた。

  ◇  ◇  ◇

 巨人は坂本に限らず貧打に喘いでいて、先日ついに阿部監督も「チキン(臆病)」というパワーワードを使ってブチギレた。それにしても、巨人選手を軒並み“チキン”にしたのはいったい誰の仕業なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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