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SNSは大荒れだが…やす子「24時間テレビ」チャリティーマラソンには波風が立ちそうにないワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 9時26分

SNSは大荒れだが…やす子「24時間テレビ」チャリティーマラソンには波風が立ちそうにないワケ

今年のチャリティーランナーにご指名された元自衛官のやす子(C)日刊ゲンダイ

 今年の日本テレビ系『24時間テレビ47』(8月31日~9月1日)のチャリティーマラソンランナーを元自衛官のお笑い芸人やす子(25)が務めることが決まった。

 発表と同時に、案の定というか、予想通りSNSでは《こんな酷暑の中、今年も走らせるのか》《日本テレビは死人が出るまでやめないつもりか》といった批判コメントが相次ぎ、芸能界からも疑問の声が上がっている。元TBSアナウンサーの安東弘樹氏(56)も、18日に出演した『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の中で「学校でも屋外のマラソンが是非を問われてる中でやるのは、どういう風な影響を与えるのか」と疑問を投げかけた。ただ、やす子は16日の記者会見で、自身が児童養護施設に入所していたことを明かし、「恩返しができたらいいなと思う。全力で走ります」と前向きに抱負を語っている。

「正直、番組制作サイドの意図が見え隠れして、気持ちのいい感じはしませんね」

 こう語るのは民放関係者。

「24時間テレビといえば、昨年秋に、日本テレビ系列放送局の元幹部が寄付金などを着服した事件が明るみになったこともあり、継続も含めて、相当議論が繰り返されたはずです。それでも、番組を継続し、同じく批判にさらされている酷暑の中でのマラソンを強行するわけです。やす子さんであれば、批判をかわすことができ、かつ絶対に事故も起きないようにできるという計算があるのでしょう」

■元自衛官の裏付けされた危機管理能力

 どういうことなのか?。

「やす子さんは元自衛官ということもあり、体力は間違いなくある。酷暑の中での訓練も経験したことでしょう。彼女は同期の自衛官の中でも優秀だったと聞きます。日テレ側としては、彼女自身に危機管理能力も備わっているから大丈夫という認識なのかもしれません」(同)

 やす子なら視聴率も取れるし、寄付金も例年以上に集まるという計算も立つ。当初は波紋を呼んでも、事故なく終われば全て良しと考える局幹部もいるのだろう。

 確かに、過去に「24時間テレビ」のチャリティーマラソンに出場したランナーでは、マラソン経験豊富な間寛平(75)が1993年に200キロを完走。06年にはお笑いコンビ『アンガールズ』が番組終了よりもかなり早い時間帯にゴールした。09年にはイモトアヤコ(38)が126キロと女性最長距離を完走している。明らかに経験、体力のあるランナーの距離は長めにし、07年に番組史上最高齢の66歳で挑戦した萩本欽一、同じく11年に70歳でトライした徳光和夫の距離はかなり短めだった。

「今年の24時間テレビは絶対に事故を起こすわけにはいかない。だから、走る距離、時間帯も含めてかなり変えていく可能性は高い。蓋を開けてみれば、『これだったら大丈夫か』と視聴者が感じる設定になっている可能性は十分にあると思います」(前出の民放関係者)

 やす子をチャリティーランナーにした人選に間違いはなさそうだが、100%はあり得ない。過信は禁物だろう。

   ◇  ◇  ◇

「24時間テレビ」の寄付金の使途がよく分からないなどと言われていたが…。●関連記事【もっと読む】「日本海テレビ元局長が着服1118万円→24時間テレビに265万円募金の衝撃…」…では、“あってはならないこと”が起きた内幕を伝えている。

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