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国内女子ツアーは男子の全英OPと正反対…激甘コースでのバーディー合戦ではプロの凄味は伝わらない

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 9時26分

国内女子ツアーは男子の全英OPと正反対…激甘コースでのバーディー合戦ではプロの凄味は伝わらない

川﨑春花(C)日刊ゲンダイ

 今年の全英オープン(ロイヤルトゥルーンGCオールドコース=7385ヤード・パー71)は、久しぶりに天候が荒れた。というよりは、強風と横殴りの雨の中、ニット帽子にネックウオーマー、カシミヤのセーターやレインウエアを着込んでのプレーは、これぞ本来のリンクスゴルフだった。

 8人が出場した日本勢で、決勝ラウンドに進んだのは松山英樹(32)ひとりだけ。最終日はときおり強い海風は吹いたが、4日間では最も穏やかだった。

 それでも松山はボールコントロールやパッティングに苦しみ2バーディー5ボギーの74。通算12オーバーの66位に終わった。

 優勝は、通算9アンダーのX・シャウフェレ(30)。5月の全米プロに続くメジャー2勝目となった。

 一方、国内の女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」(ザ・クイーンズヒルGC=6505ヤード・パー72)は、通算28アンダーの川﨑春花(21)が、2戦連続Vで今季2勝目(ツアー通算4勝目)を飾った。

 こちらは酷暑の福岡での4日間大会。通算20アンダー以上が5人もいて、優勝した川﨑のスコアは初日から68・65・63・64。

 これまでの72ホール(パー72)の最少ストローク通算24アンダーの記録を4打も更新したものの、ラフは短く、グリーンはよく止まり、「バーディーを取ってください」というやさしいピン位置。そんなコース設定でバーディーの山を築いてもプロの凄さは伝わってこない。

 ゴルフのスコアは、天候やコース設定で大きく変わるもの。それにしても、だ。世界の男子プロが歯をくいしばってパーをセーブする全英と、その対極にある国内のバーディー合戦は、同じゴルフには見えなかった。

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