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石丸伸二氏への「未婚・子なし」批判は見当違い 目を向けるべきは「一夫多妻制」発言ではなく…

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月24日 9時26分

「『悪意には悪意、善意には善意で返す』というマスメディアに対するスタイルも理解できる部分はありますが、石丸氏が善意のある人間なのか、トリックスターではないのかを見極めたいとも思っている人もいるでしょう。極論を用いて危機感を促すことも一つの方法かもしれませんが、まず石丸氏の思想や思考に理解と興味を持ってもらうように歩み寄る姿勢を見せることも、今後も政治家を続けていくのだとしたら、必要なのではないでしょうか」(同)

 若者が政治に興味を持つきっかけをつくったことやパフォーマンス力は評価して然るべき側面もあるが、インパクトが強すぎる言葉やインタビュー時の態度などが話題になり過ぎることで、石丸氏は彼の本意を知らしめる機会を自ら潰しているともいえる。そして有権者も石丸氏の未婚・子なしという個人の属性ではなく、政治的野心を秘めた人物としての真摯さや方向性をしっかり見極めることが必要ではないだろうか?

(取材・文=SALLiA/ライター)

  ◇  ◇  ◇

 まだまだ冷めやらぬ石丸旋風。その最たる例はやはり、「何を言われても平気」と言わんばかりの本人の態度だ。●関連記事【もっと読む】石丸伸二氏の民放3局「出禁」宣言に漂う半端ない“ガチ感”…YouTubeで延々メディア批判し威圧…では、本人の血眼ぶりを伝えている。

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