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小芝風花はここからが“事務所の看板女優”の正念場…好発進「GO HOME」もう息切れ?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月24日 9時26分

小芝風花はここからが“事務所の看板女優”の正念場…好発進「GO HOME」もう息切れ?

小芝風花(C)日刊ゲンダイ

 初回視聴率8.4%と、夏の連ドラの中では上位発進。小芝風花(27)主演の日本テレビ系土ドラ9「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」の先行きに注目が集まっている。

「この4~5年、小芝さんは主役か準主役で地上波の連ドラに出ずっぱりです。彼女の高い声が苦手という視聴者もいますけど、分け隔てなく礼儀正しく、裏表のない明るい性格の小芝さんのファンを公言するスタッフや関係者は大勢いる。それも出続けられる理由のひとつでしょう」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 ただ小芝は、事務所の先輩である上戸彩(38)が仕事をセーブ気味である今、押しも押されもせぬ“看板女優”だ。

「それだけに最近はこれといったヒット作に恵まれていないのが気になります。今年1月期の主演ドラマ『大奥』(フジテレビ系)も、2月公開の主演映画『レディ加賀』も評判は芳しくない。そろそろ“ホームラン”を打たないと……看板女優の名折れでしょう」(元テレビ誌編集長)

「GO HOME」も数字的には好発進といえるのだが、レビューサービス「Filmarks」の評価は5点満点で3.5(22日現在)。可もなく不可もなくといったところだ。

「番組公式HPでは《警視庁に実在する部署をモデルに描く、ありそうでなかったミステリー×ヒューマンドラマ!!》とうたっていて、レビューにも《お笑いとシリアスのバランスも良い》と支持する声がある一方で、それが《どっちつかずで中途半端》と敬遠する向きもあります。レビューを見る限り、視聴の継続か離脱かで迷っている視聴者も多いようで、小芝さんの魅力と演技でどこまで引っ張っていけるか、ですね」(前出の元テレビ誌編集長)

 TVerのお気に入り登録数も、夏の連ドラの中ではトップ10圏外と、パッとしない。

「定番人気の警察ものであることに加えて、小芝さんと大島優子さんという人気女優のバディーもの。脚本に名を連ねている八津弘幸さんは、昨年7月期に大ヒットしたTBS系日曜劇場『VIVANT』の共同脚本のひとりです。ドラママニアに《とりあえず見てみるか》と思わせるだけの要素は盛り込まれている。裏を返せば、初回の8%台という数字は、そのぶんが上乗せされているわけです」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

 20日放送の第2回の世帯視聴率は6.8%。ここからが正念場だ(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

  ◇  ◇  ◇

 小芝風花といえば、今や押しも押されぬオスカーの看板女優だが、であるがゆえに、所属事務所に頼られすぎの可能性も指摘されている。

●関連記事【もっと読む】小芝風花“独立”報道で指摘される「働き過ぎ」の正体…オスカープロ復活の立役者に何が…では、働きすぎ報道の裏を読み解く。

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