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テレビを見ない若い世代はパリ五輪もスルー?「関心あり」は40%台、「60代男女」は60%台

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月24日 9時26分

テレビを見ない若い世代はパリ五輪もスルー?「関心あり」は40%台、「60代男女」は60%台

東京オリンピックの時もそうだった?(写真は新国立競技場)(C)日刊ゲンダイ

 7月26日からパリ五輪が始まるが、それに際し、興味深いデータが発表されている。

 一般社団法人「中央調査社」が6月に発表した「第32回 人気スポーツ調査」という調査結果(調査時期は4月5日から14日)の中の「パリ五輪の関心度」という項目だ。ここで「あなたは7月のパリオリンピックにどの程度関心がありますか。この中から1つだけ選んでください。」と質問している(母数は1200人)。

■全体的に見ると年齢が上がるにつれてパリ五輪への関心度が上がるという傾向が

 回答の選択肢は「とても関心がある」「ある程度関心がある」「あまり関心がない」「まったく関心がない」「わからない」の5種類。調査の結果として「とても関心がある」は10.9%、「ある程度関心がある」は42.3%、「あまり関心がない」は33.0%、「まったく関心がない」は13.0%、「わからない」は0.8%だった。

「とても関心がある」と「ある程度関心がある」を合わせた「関心あり」(53.3%)について、その年齢層ごとの回答状況を見ると、「20代男性」と「20代女性」「30代女性」では「関心あり」が40%台にとどまっているのに対し、「60代男性」と「40代女性」「60代女性」では「関心あり」が60%台と、年齢が上がるにつれてパリ五輪への関心度が上がるという傾向だ。

 この結果について、同志社女子大学でメディアエンターテインメントを研究する影山貴彦教授は、「調査結果通りというか、私のゼミの教え子たちからも、あまりパリ五輪への関心を感じられません」と、肌感覚とデータにズレはないように思えるとコメント。さらに、「3年前の2021年は東京五輪でしたが、この時ですら当時の教え子たちはオリンピックにあまり関心はないようでした」とも語る。

 テレビを見ないとされる若い世代は、テレビを見ていないがゆえにパリ五輪への関心が低いということになるのだろうか。

 これに対して影山氏は、「テレビ離れが顕著と言われる若い層ほど、オリンピックに対して興味が薄いというデータが出ているのは興味深いところです」と言った。

 因果関係は不明とのことだが、テレビの視聴習慣が反映されているようにも見えるデータが出たことは興味深い。

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