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飲酒喫煙でパリ五輪辞退の宮田笙子「現役続行」なら28年ロス大会メダル獲得があり得る根拠

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月24日 11時32分

飲酒喫煙でパリ五輪辞退の宮田笙子「現役続行」なら28年ロス大会メダル獲得があり得る根拠

宮田笙子(C)共同通信社

 体操女子日本代表の主将でエースだった宮田笙子(19)の出場辞退を惜しむ声が少なくない。

 日本時間23日、パリに到着した日本選手団の尾県貢団長は喫煙と飲酒により五輪出場を断たれた宮田について「次の五輪を目指して頑張ってもらいたい」と再起に期待を寄せた。井上康生副団長も「今後のある選手。所属先や体操協会と、できることを精査し、サポートする体制を考えなければならない」と復帰を後押しすると明かした。

 仮に宮田が現役を続行し、全日本選手権などで結果を残して代表に復帰すれば、2028年ロサンゼルス五輪には23歳で出場することになる。

 女子体操の選手寿命は短く、ピークを迎えるのは20代前半といわれてきた。宮田がロス五輪に出場したとしてもメダル獲得は厳しそうだが、実は五輪に出場する選手の高齢化が進んでいるのも事実だ。

■東京五輪でもベテラン勢が活躍

 前回の東京五輪では、シモーン・バイルス(米国)が平均台で銅、ミカイラ・スキナー(同)が跳馬で銀、村上茉愛はゆかで日本女子個人初の表彰台となる銅メダルを獲得するなど、いずれも24歳だったベテラン選手が活躍。メダリストの平均年齢は20.6で史上最高だった。

 近年は練習法や調整法に加え、医療体制が格段に進歩した。

 世界レベルで活躍する体操選手の寿命が延び、今回のパリ五輪もバイルス(27)、スキナー(27)、東京五輪で跳馬金メダルのレベカ・アンドラデ(25=ブラジル)といった多くのベテラン選手が各国代表に名を連ねている。

 体操に詳しいスポーツライターがこう言う。

「近年の体操の採点では大技よりも、一つ一つの技の精度、美しさが重視されています。以前のように力技は必要なくなったこともあり、20代半ばでも、10代の選手と互角に渡り合えるようになった。宮田は技の美しさと軽快さには定評があるだけに、ロス五輪に出場できればメダル取りは決して夢ではないでしょう」

 円熟味を増した宮田はロスで汚名返上なるか。

  ◇  ◇  ◇

 宮田は体操協会に対し、喫煙や飲酒は「各1度だけ」と話したというが、体操協会はとっくの昔から宮田の「違法行為」を把握していた可能性が浮上している。いったいどういうことか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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